川崎市 児童相談所で働こう

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川崎市の児童相談所で働く先輩職員に、川崎市を志望した理由やしごとのやりがい、プライベートなどをインタビューしています。

平成23年度入庁
時差勤務を利用。子育て中でも安心して働けるうえ、自分の経験を活かせる職場です。

  • 福祉の仕事を目指した理由

    大学時代は小学校の教師を目指していましたが、教育実習などを通して、対集団よりも個別的な支援ができる道を考えたのが最初でした。心理学も専攻していたこともあり、公務員心理職としての道があることを知り、行政の立場から課題や困難を抱える方々の支援に携わりたいと考えました。

  • これまで経験されたしごとの内容

    平成23年度から2年間、こども家庭センター(現南部児童相談所)の一時保護所の児童指導員(心理職初の一時保護所配属)として、児童の生活支援や行動観察に従事していました。平成25年度から4年間は、北部児童相談所の児童心理司として、在宅や施設入所児童の心理支援を行い、その後3年間は高津区役所地域みまもり支援センターで心理職として勤務。令和2年度からは、こども未来局児童家庭支援・虐待対策室連携推進担当として、主に女性保護事業における会議・研修の企画運営などを行っています。

  • 現在のしごと内容

    主に女性保護事業の担当として、区役所配属の女性相談員などを対象に、会議・研修の企画運営や、DV相談支援センターの運営についての業務を担っています。児童相談所や区役所職員等を対象とした研修の企画、時には講演も行います。

  • 勤務体制

    基本の勤務体制は月~金の8:30〜17:15まで、土日・祝日は休みです。勤務中の休憩時間は12:00~13:00が基本。年間数回、行事運営のため土日・祝日の勤務があります。私自身は、朝に子どもを保育園に送るため、9:00~17:45の時差勤務を利用しています。

  • 職場の環境

    担当事業の情報は、自身が一番に理解したうえで上司に報告し、所管部署に説明する必要があります。責任を伴いますが、やりがいを感じています。事業担当制なのでしっかりと業務に関われるうえ、職場内の風通しは良く、相談をしたり助け合ったりしながら仕事を進めています。

    私自身が育児参加のため、時差勤務を利用。時には突然の看護休暇を取得する場合もありますが、上司のマネジメントのおかげで仕事と家庭の両立ができています。

  • 休日・休暇の過ごし方

    現在の部署は暦通りの休日が取得できるので、土日に家族との予定のほか、サッカーやフットサルなどをしてリフレッシュしています。有給休暇を利用して、保育園行事などにも参加できているのでうれしいですね。共働きのため子どもたちの体調不良の際は、子どもの看護休暇を取得。夫婦で分担しながら対応しています。職場の理解、サポートもあるおかげで公私共に充実しています。

  • 働いてみた印象

    漠然と児童への心理支援として、児童相談所や療育センターをイメージしていて、対人援助が中心と考えていました。しかし区役所(地域支援課、高齢・障がい課)や本庁部署等にも心理職の職域が広がり、それらの経験もさせていただいたことで、対人援助スキルだけでなく、事務スキルも同様に高めていくことの大切さを感じるようになりました。

  • 児童相談所で働いた経験が現在の業務に活かされていると感じること

    これまでの異動に伴う職務経験により、関係機関との連携の推進や職員研修など、現場の状況をイメージして取り組めるため、虐待対策室での業務に活かされているなと感じる日々です。個人として担当している「女性保護事業」も、女性相談員が配属されている区役所との調整では、これまでの業務経験が活かされていると感じます。とくに女性相談のケースには心理的な課題を抱えている方、生育歴に課題のある方が多くいます。児童と成人の違いはあれど、これまでの現場経験から繋がるものがあると感じています。

  • 児童相談所で求められる役割と今の仕事との違い

    児童相談所では直接子どもや親と対面しての相談が主な業務で、面接等での臨機応変な対応や、子どもや親の心理的な状態を見立てる力が求められていました。

    現在は、文書作成や会議・研修の企画立案などデスクワークが主な業務です。文章理解や表現の力が必要であることと同時に、事業を円滑に進めていくための道筋を組み立てる力も大切です。相談現場とはまた違う魅力がありますね。

  • 川崎市で働く魅力

    多くの方がイメージをもっている児童相談所での子どもへの直接的な支援だけでなく、区役所での地域住民との関わりや支援、本庁での企画立案といった幅広い職域を経験できることは、政令指定都市の川崎市ならではの魅力だと思います。

  • 仕事のやりがい

    現在の職場での業務は、直接、市民の方々と関わる機会はあまりありませんが、相談の現場で働く職員のサポートを行うことで、間接的に市民の方々のお役に立てていると感じています。現場の職員が気持ちよく働けるように心掛けることも、やりがいの一つです。

  • 今後、チャレンジしたい事

    幸いにも児童分野の職場は概ね経験させていただけたため、今後は他分野の職場で、さらに知識や経験の幅を広げていきたいです。その後、自身の適性や強みに合った職場に戻り、これまでの経験を活かして、市民の方々への支援や職場に還元していけたらと思います。

  • 川崎市職員として働く事を考えている方へのメッセージ

    公務員は異動があるため、様々な職場で経験を積むことができることは魅力だと感じています。私が入庁して以降も心理職の職域は広がっているため、今後も新たな配置が増えるかもしれません。様々な職域での業務経験を積みながら、自身のキャリアを考えていくことができるのではないかと思います。ぜひ川崎市で一緒に働いて、御自身の可能性を広げてみませんか?

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