JICA「水道公社事業管理能力向上プロジェクト(MaWaSU)」
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ラオス「水道公社事業管理能力向上プロジェクト」(通称:MaWaSU)(職員派遣:2012年12月~2017年8月)
ラオスでは、水道普及率の向上を重点課題とし、2020年までに都市給水率を80%まで向上させることを目指しており、水道事業を担う水道公社の事業管理能力の強化が必要とされていました。
JICAが実施する本プロジェクトでは、3つのパイロット水道公社(首都ビエンチャン、ルアンパバーン県、カムアン県)におけるデータの整備や長期・中期・短期事業計画の策定支援とその実施を行い、その成果を活かしながら全国の水道公社への展開を図ると共に、国における事業モニタリング能力の強化を図ることを目指しました。
当局では、さいたま市、埼玉県、横浜市と協力しながら、2012年から2017年までの5年間で延べ14名の職員をラオスへ派遣し、配給水管・浄水場施設計画及び水質分野で技術指導を実施しました。また、研修生の受入も実施し5年間で43名を受入れました。
水道公社へのヒアリング
現場調査の指導
計画策定に向けた支援
ラオスの概要
ラオスは、中国、ミャンマー、タイ、カンボジア及びベトナムの5か国と国境を接する内陸国であり、人口約649万人(2015年、ラオス統計局)、面積約24万平方キロメートル、首都はビエンチャンで、メコン川が国内を南北に流れています。1986年に改革開放路線を採択し、現在の経済成長率は約6.9%(2017年、ラオス中央銀行)で、主な輸出品目は電力や木材、コーヒーです。
ビエンチャン・チナイモ浄水場
本プロジェクトの詳細については、JICAのホームページをご覧ください。
お問い合わせ先
川崎市上下水道局経営戦略・危機管理室
住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話: 044-200-3739
ファクス: 044-200-3982
メールアドレス: 80keiki@city.kawasaki.jp
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