令和4年度 「教員表彰」表彰式を開催しました
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概要
日々の取組の中から、優れた教育実践を行なっている教員を表彰し、広く周知することにより、教員及び学校全体のさらなる教育力の向上を図ることを目的として、「教員表彰制度」を実施しています。
今年度は2名の先生方が表彰となり、以下の日程で表彰式及び取組内容の発表を行いました。
また「教育だよりかわさき126号」にて、お二人の取組について特集していますので、あわせて御覧ください。

開催日時・場所
令和4年12月23日(金) 15時30分から16時30分まで
川崎市役所第3庁舎 18階 講堂

表彰式の様子
表彰状授与時

取組発表時
表彰式には、各教育委員、麻生小学校長、高津高等学校長にもお越しいただきました。

取組内容
表彰となった2名の先生の取組内容について御紹介します。
詳細については、このページに添付のPDFもご参照ください。

清野 貴史 教諭(麻生小学校)

【表彰の内容】
「児童一人ひとりを大切にした丁寧な教育実践、積極的な研究推進及び他教職員への意識活性化」
【実践の概要】
ユニバーサルデザインを具現化した学級経営の工夫や、学習指導要領をよく理解した、児童と一緒に授業を作り学習意欲を高める授業の工夫など、児童一人ひとりを大切にした優れた教育実践を行っています。同僚の教職員、保護者とも協力的に物事を進めることができ、児童、教職員、保護者の意欲や意識向上に影響を与えています。
平成30年度から副読本「かわさき」の編集委員として、郷土資料編集、作成に尽力し、令和3年度には副読本「かわさき」の大改訂に伴い総合教育センターに設置された郷土資料編集研究会議に研究委員として関わり、改定の趣旨に則った授業を実践し、他校の校内研修の講師を務めるなど、本市の社会科教育の充実・発展にも努めています。
また、授業の板書を写真に収めながら、日々の授業の振り返りを欠かさずに行い、授業の改善や教材研究についても地道な努力を続けています。非常に物腰が柔らかく、穏やかな点が他の教員や児童、保護者の信頼獲得にもつながっています。

露木 律文 総括教諭(高津高等学校)

【表彰の内容】
「川崎市内外におけるICT教育の推進、ICT活用のための施設環境整備及び教職員のICT活用能力の向上」
【実践の概要】
かわさきGIGAスクール構想が開始される前である令和元年度から、生徒のICT活用能力向上やPC等を使った資格試験の受験等に活用していくことを目的として、タブレット端末の生徒一人一台環境を実現し、情報科の授業だけでなく、総合的な探究の時間等でも生徒の興味が湧く授業に取り組み、生徒のICT活用能力や発表力の向上について成果を挙げています。
タブレット端末の導入に当たっては、校内の合意形成や保護者の理解促進などに尽力されました。
校内では、教職員の校務効率化を進めるための資料を作成し、率先して研修を行うとともに、情報科以外の教科でも生徒の情報活用能力が育成できるように、進んでICTの活用が不得意な教員の相談にも乗り、学校全体の情報活用能力の向上に取り組んでいます。
かわさきGIGAスクール構想の推進校の中では、GIGAスクール構想推進教師(GSL)として川崎のICT活用能力の推進にも尽力しており、市外でも神奈川県の高等学校教科研究会情報部会の実践事例報告会で発表し、成果を挙げています。

「教育だよりかわさき」で特集しています!
「教育だよりかわさき126号」にて、清野先生と露木先生の取組に関するインタビューが掲載されています。ぜひリンク先からご覧ください。
お問い合わせ先
川崎市教育委員会事務局職員部教職員人事課
住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話: 044-200-0367
ファクス: 044-200-2869
メールアドレス: 88kyojin@city.kawasaki.jp
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