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橘樹歴史公園オープン!

  • 公開日:
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 5月18日(土)晴天の下、橘樹歴史公園オープン記念式典を開催しました。
 当日の来場者は、来賓・一般合わせて460名。
 第1部は、橘樹郡司に扮した川崎市長のあいさつや、古代をイメージして倉庫に施錠する「閉封(へいふう)の儀」を、第2部は、古来より建物新築の際に演じられてきた、雅楽『賀殿(かてん)』を上演しました。

次第

第1部

橘樹郡司(川崎市長)あいさつ

郡司(川崎市長)あいさつ

あいさつ1

あいさつ2

来賓あいさつ

市議会議長あいさつ

文化庁文化財鑑査官あいさつ

感謝状贈呈

感謝状贈呈1

感謝状贈呈2

“閉封(へいふう)の儀[セレモニー]”

(1)郡司から下級役人に海老錠を渡し、稲が納められた倉庫を閉じて、カギをかけるように命じます。

(2)海老錠を手渡された下級役人は、海老錠を頭の上にかかげながら復元倉庫に移動する。

(3)下級役人が階段を上る。

(4)下級役人が扉を閉める。

(5)海老錠でカギをかける。

(6)郡司の前に戻り、下級役人が「正倉を閉封(へいふう)せり」と大声で報告。

(7)郡司「これをもって、橘樹歴史公園を開園します」と宣言。

(8)倉庫にカギがかかりました。

第2部

雅楽「賀殿(かてん)」(公益社団法人北之台雅楽アンサンブル)

 『賀殿』は壱越調(いちこつちょう)に属する唐楽曲で、緩やかでやわらかな舞が特徴の平舞(四人舞)です。
 9世紀前半の仁明天皇(承和年間:833~847)の時代に、藤原貞敏(807~867)唐から持ち帰った琵琶の譜面から、和邇部太田麿(わにべのおおたまろ)が笛の譜を、林真倉(はやしのまくら)が舞を作ったとされています。
 この曲は、古来より建物新築の際に用いられることが多く、今年の大河ドラマの主人公である紫式部が書いた『紫式部日記』の中にも、1008年にこの『賀殿』が演じられたことが記されています。
 『賀殿』の見どころは、ゆったりとした重厚な「破」の舞と、早い動きで変化にとんんだ「急」の舞が、あざやかな対比を見せるところや、それぞれの楽章がもつリズムの違いなどです。
 舞人は、赤系統の色を基調とした襲装束(かさねしょうぞく)を着用し、赤の袍(ほう)の右袖を脱ぐ片肩袒(かたかたぬぎ)で舞うため、下襲(したがさね)の袖の文様などの華やかさが強調されています。
 甲(かぶと)は、賀殿専用の甲を用いています。

『賀殿』1

『賀殿』2

『賀殿』3

『賀殿』4