小腸カプセル内視鏡検査
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検査内容
1.小腸カプセル内視鏡検査
小腸カプセル内視鏡検査とは、カメラを内蔵した長さ26mm×幅11mmのカプセルを口から飲み込む小腸の検査です。小腸は全長6から7mと長く、従来は全小腸を苦痛なく検査することは困難でした。しかしこのカプセル内視鏡検査では、飲み込んだカプセルが消化管を通過しながら画像を撮影し、腰に付けた記録装置に撮影画像を無線で転送しますので、検査中も通常とほぼ同じ日常生活を送ることができます。検査時間は、個人差はありますが、約7時間です。カプセル内視鏡は使い捨てで、排便時に自然に排出されます。検査の対象となる患者さんは、原因不明の消化管出血の患者さんやその他小腸疾患の疑われる患者さんです。ただしこの検査では、組織採取やポリープ切除、止血などの処置を行うことはできませんので、疾患が発見された場合にはバルーン内視鏡検査などによる確定診断や治療が必要となることがあります。
2.消化管開通性評価について
カプセル内視鏡は苦痛のない安全な検査です。しかし病気で消化管が狭くなっている(狭窄している)場合には、その場所をカプセル内視鏡が通過せず、腸閉塞を起こしたり、内視鏡や開腹手術でカプセルを取り出さなければならなくなったりすることがあります。「消化管開通性評価」とは、カプセル内視鏡と同一サイズの崩壊性(溶ける)カプセル(パテンシーカプセル)を使用して、カプセルが問題なく消化管を通過できるかどうかを確認するものです。パテンシーカプセルは、口から飲み込むと胃や腸の中を前進し、狭窄がなければ便とともに自然排出されます。消化管に狭窄の疑われる患者さんやクローン病患者さんの場合には、カプセル内視鏡検査をする前に、パテンシーカプセルによる消化管開通性評価を行う必要があります。


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