上下水道分野における国際事業

世界の水環境は、人口増加、経済発展等により、水資源の不足や水質汚濁などの問題を抱えており、こうした状況を改善することは国際社会の共通の課題となっています。 川崎市では、世界の水環境改善に向けた取組を進めていくため、上下水道分野における国際展開の方向性とアクションプランを「上下水道分野における国際展開の実施方針」（2012年5月策定、2016年3月改定）として取りまとめました。 また、2021年10月にはそのあり方を見直し、今後の国際事業推進に係る基本的な考え方と取組の方向性を示すものである「上下水道分野における国際事業推進の考え方」に改めました。

この考え方では、「官民連携による国際展開」と「技術協力による国際貢献」を2つの基本方針としており、現在はこれらを「川崎市上下水道ビジョン・川崎市上下水道事業中期計画」の取組に位置付けて、国際事業を推進しています。