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サンキューコールかわさき

市政に関するお問い合わせ、ご意見、ご相談

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専門用語(下水道関係)

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あ行

維持管理費 :いじかんりひ

管きょを維持管理する費用やポンプ場・処理場を24時間休みなく運転する費用等を合わせたもの。

一般排水と特定排水 :いっぱんはいすいととくていはいすい

一般家庭等から排水されるものを「一般排水」、工場、事業所等から排出されるものを「特定排水」と区分し、使用料対象経費に差を設けることにより一般家庭に配慮した使用料体系とすることができる。本市では、200m3/月以下の汚水量を一般排水、200m3/月を超える汚水量を特定排水としている。

「雨水公費、汚水私費」の原則 :「うすいこうひ、おすいしひ」のげんそく

「汚水私費」とは、汚水が日常生活及び生産活動により生じるものであり、下水道の使用者がどれだけの量の汚水を排出したかを容易に測定できることから、その排出量に応じて汚水処理経費(使用料)を公平に負担してもらうというもの。「雨水公費」とは、雨水が自然現象によるものであり、雨水の排除は生活環境の改善や浸水の防除に効果を発揮し、その受益が広く市民に及ぶことから公費(税金)で負担をするというもの。(財)日本都市センターに設置された下水道財政研究委員会で昭和36年から5回にわたり提言され、また「地方公営企業繰出金について(総務省財政局長通知)」で公費、私費の負担区分が定められている。

雨水滞水池 :うすいたいすいち

合流式下水道では雨の降り始め(降雨初期)の下水は汚濁が著しく、未処理のまま川や海に放流されると水質に悪影響を及ぼす為、未処理のまま放流しないように一時的に貯めておく施設が雨水滞水池です。川崎市の雨水滞水池は浸水被害を軽減するための貯留施設としても運用しています。

雨水貯留管 :うすいちょりゅうかん

近年、都市化の進展や局地的な集中豪雨の発生など、下水道管の能力を超える雨水の流入により、浸水被害が多発しています。このような浸水被害を軽減するために、下水を一時的に貯留する施設が雨水貯留管です。また、雨水貯留管は降雨初期の汚濁の著しい下水を、一時的に貯留する質対策施設としても運用しています。

SS :えすえす

浮遊性懸濁物質の略。水中に含まれる浮遊物質の量をあらわしたもの。この数値が大きいほど汚濁が進行しているといえる。

か行

活性汚泥 :かっせいおでい

下水に空気を吹き込み攪拌すると種々の微生物が繁殖し、凝集性のあるフロックを形成する。これを活性汚泥といい、有機物の吸着や酸化に優れ、沈降性も高く下水の生物処理に用いられる。

環境ホルモン :かんきょうほるもん

動物の生体内に取り込まれた場合、その生体内で営まれている正常なホルモン作用に影響を与えることにより、生殖機能を阻害したり、悪性腫瘍を引き起こすとされる外因性の物質。(外因性内分泌攪乱物質)

企業債(借入金) :きぎょうさい(借入金)

建設費の財源として、地方公共団体が発行し、資金調達をする。企業債を発行することを「起債」という。起債にあたっては、総務大臣との協議が必要で、政府資金、機構資金、市場公募債資金等で引き受けられる。

下水道暗きょ :げすいどうあんきょ

地下に埋設してある下水道、また地表にあってもふたがしてあるもの。

下水道処理区域 :げすいどうしょりくいき

下水道の整備対象とする区域であり、下水を処理場で処理する区域のこと。

減価償却費 :げんかしょうきゃくひ

固定資産の帳簿原価から、残存価格を差し引いた部分を、その耐用年数の期間中に毎年度費用として計上したもの。

建設改良費 :けんせつかいりょうひ

下水管布設工事や処理場建設工事などのための費用。

建設仮勘定 :けんせつかりかんじょう

建設中の建設費等を、完成までの間一時的に処理するための勘定。

合流式下水道 :ごうりゅうしきげすいどう

雨水と生活排水(トイレや洗濯の排水など)を一つの下水道管で流すしくみ。

公共下水道 :こうきょうげすいどう

主として市街地における下水を排除し、または処理するために地方公共団体が管理する下水道で、終末処理場を有するもの、又は流域下水道に接続するものであり、かつ、汚水を排除すべき排水施設の相当部分が暗渠である構造のもの。

公債償還準備金 :こうさいしょうかんじゅんびきん

公債の満期一括償還方式に対して、将来の償還財源の確保と世代間の公平を図る観点から毎年一定額を積み立てたもの。

構築物 :こうちくぶつ

主に管きょ(下水管)。

高度処理 :こうどしょり

通常行われる2次処理より高度な水質が得られる処理をいう。2次処理では、十分除去できない窒素、リン等の物質の除去率向上を目的とする処理を含む。

固定資産除却損 :こていしさんじょきゃくそん

固定資産を帳簿から除く際、固定資産のまだ減価償却費として費用化されていない額のこと。

さ行

最初沈殿池 :さいしょちんでんち

沈砂池を通った下水中の有機物を主体とする比重の大きい固形分を沈ませる(一次処理と呼ばれる)ための施設です。

最終沈殿池 :さいしゅうちんでんち

反応タンクでの生物処理により発生する汚泥と処理水を沈ませて分解するための施設です。上澄み水は消毒して、川や海に放流します。

財政収支計画 :ざいせいしゅうしけいかく

中期的な財政運営の指針となる計画のこと。計画期間内の排水予測、建設計画、維持管理計画、職員の配置計画等の個別計画をふまえた総合的な計画で、予想の確実性のため2~4年程度が適当とされている。

資本的収支 :しほんてきしゅうし

将来の経営活動に備えて行う建設改良及びそれに係る企業債償還金等の支出とその財源となる収入のことで将来の収益に対応するもの。

資本費 :しほんひ

下水道施設を建設するために借入れた企業債の支払利息等と減価償却費等を合わせたもの。

資本費の算入率 :しほんひのさんにゅうりつ

汚水処理に係る資本費を下水道使用料対象経費に算入する率。

COD :しーおーでー

化学的酸素要求量の略。水中の汚濁有機物が、化学物質によって酸化されたときに消費した化学物質量から求めた酸素消費量を指す。CODは海域や湖沼の水質基準として用いられ、この数値が大きいほど汚濁が進行しているといえる。

収益的収支 :しゅうえきてきしゅうし

一事業年度の経営活動に伴い発生する収益と対応するすべての費用のこと。

除害施設 :じょがいしせつ

公共下水道の機能を妨げ、施設を損傷するおそれのある事業場などの排水、及び放流水の水質を悪化し、人の健康や生活環境に被害を生ずるおそれのある多量の有害物質を含んだ一定の排除基準に適合しない下水に対して、その下水による障害を除去するために公共下水道を使用する事業場等に設けられる施設。(排水処理施設)

人口普及率 :じんこうふきゅうりつ

下水道の整備状況を表す指標のことで、行政人口に対する下水道処理区域内人口の割合。

水質環境基準 :すいしつかんきょうきじゅん

環境基本法に基づいて好ましい環境を達成するために定められた水質基準で、人の健康に関する基準と生活環境の保全に関する基準がある。

水洗化助成 :すいせんかじょせい

処理区域内及び処理区域内に隣接する区域において、水洗化して公共下水道に接続する人が、申請により助成を受けられる制度。

損益勘定留保資金 :そんえきかんじょうりゅうほしきん

収益的収支のうち現金の支出を必要としない費用のことで、減価償却費、固定資産除却損等があり、費用化して資本的収支の資金不足に充当することができる。

た行

沈砂池 :ちんさち

下水中に含まれている重い土砂や大きなゴミを取り除く池で、水処理センターに集められた下水は、最初にこの沈砂池に入ります。

特定施設 :とくていしせつ

人の健康に係る被害を生ずるおそれのある物質を排出したり、生活環境に係る被害を生ずるおそれのある排水を排出する施設で、水質汚濁防止法施行令別表第1に該当する施設、又はダイオキシン類対策特別措置法施行令別表第2に該当する施設。

な行

は行

排除基準 :はいじょきじゅん

公共下水道の機能保全、損傷防止、下水処理場の放流水質を守るために公共下水道への排除水質について定めた基準。

反応タンク :はんのうたんく

下水に微生物の入っている泥(活性汚泥)を加え、空気を吹き込んでかき混ぜ、下水中の有機物を分解して、沈殿しやすい物質(汚泥)にするための施設です。

光ファイバー :ひかりふぁいばー

光を送るための非常に細い線状のガラスやプラスチック。大容量の情報を高速に送ることを可能にしたもので、光通信、医療用内視鏡などに用いられる。

標準活性汚泥法 :ひょうじゅんかっせいおでいほう

活性汚泥と呼ばれる微生物を含んだ泥と下水が混合された状態に空気を吹き込むことにより、微生物が下水中の有機物を吸着・分解する働きを利用して下水を処理する方法。

BOD :びーおーでー

生物化学的酸素要求量の略。水中の汚濁有機物が微生物によって酸化・分解される際、微生物が増殖・呼吸で消費した酸素量を表す。BODは河川の水質基準として用いられ、この数値が大きいほど汚濁が進行しているといえる。

分流式下水道 :ぶんりゅうしきげすいどう

雨水と生活排水(トイレや洗濯の排水など)を別々の管で流すしくみ。

ま行

や行

有収水量 :ゆうしゅうすいりょう

下水道使用料によって収益のある汚水量のこと。

ら行

わ行

コンテンツ番号83859