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令和5年度 宮内排水樋管における夜間総合訓練の実施結果について(報告)

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上下水道局では令和元年東日本台風による浸水被害を踏まえ、排水樋管ゲートの電動化、排水ポンプ車の導入等の浸水対策を実施してまいりました。
また、令和4年7月には、宮内排水樋管において、排水作業準備時間の短縮を目的とした排水ポンプ投入用マンホールの整備が完了しておりましたが、(仮称)等々力大橋に関連する工事により公開訓練の実施ができない状況でございました。
この度、その工事施工場所への立ち入りが可能となったことから、排水ポンプ投入用マンホールに水を溜め、排水樋管ゲート先へ排水する作業確認と職員の危機対応力のさらなる向上を目的に、夜間総合訓練を実施しましたので結果を報告いたします。

1 訓練日時及び場所等

日時:令和5年6月9日(金) 午後9時30分から午後10時30分

場所:宮内排水樋管周辺地域

参加人数:38名(局職員28名、協力事業者5名、交通誘導員5名)

見学者:中原区選出議員3名、関係町会、下野毛工業協同組合

2 訓練内容(訓練の様子)

(1)全体ミーティング

全体ミーティング

解説

浸水対策は、排水ポンプ車班、ゲート操作班、連絡記録班、メールニュース班などが連携し作業を実施します。本訓練の実施に当たり、全体で作業手順や共有すべき情報等の確認などを行いました。

(2)連絡記録班の配置

連絡記録班1
連絡記録班2

解説

連絡記録班の活動は、各班の効率的・効果的な運用のため、各班や関係部署等と連絡調整を行います。本訓練においても各班への指示、伝達及び関係部署等への連絡事項の確認を実施し訓練開始に備えました。

(3)交通規制帯の設置及び排水ポンプ車配置

交通規制帯設置1
交通規制帯設置2
交通規制帯設置3
交通規制帯設置4

解説

内水排除を迅速に行うために設置した排水ポンプ投入用マンホールから多摩沿線道路下に埋設する横断管を通じ多摩川へ排水するには、横断管付近と排水ポンプ車を配置する接続道の交通規制が必要となります。
本訓練においてもこのプロセスを実行し排水準備作業にあたりました。

(4)訓練説明

訓練説明
訓練説明

解説

訓練見学をされた関係町会等へ排水樋管周辺地域の浸水対策及び排水訓練の説明を行いました。

(5)排水準備作業

当日に事前設置した止水バルブ

当日に事前設置した止水バルブ

当日に事前設置した止水バルブ

当日に事前設置した止水バルブ

排水ポンプ投入用マンホール

排水ポンプ投入用マンホール

排水ホース敷設・内陸側

排水ホース敷設・内陸側

排水ホース敷設・内陸→河川側

排水ホース敷設・内陸→河川側

排水ホース敷設・河川側

排水ホース敷設・河川側

解説

排水ポンプ投入用マンホールに水を溜めるため、止水バルブの設置を行った上で、排水作業の実施に必要な排水ホース等の運搬を行い、排水ポンプ投入用マンホール内の排水ポンプから排水ホースを横断管へ接続し、排水作業ができるよう排水ホースの敷設を行いました。

(6)排水作業

排水作業1
排水作業2
排水作業3
排水作業4
排水作業5
排水作業6
排水作業7
排水作業8
排水先

排水先

解説

排水ポンプを運転し、宮内排水樋管先への排水作業を実施しました。

(7)ゲート操作

排水樋管ゲート操作

排水樋管ゲート操作

解説

多摩川の水位が上昇し一定の水位になった時点で順流が確認できない場合、速やかに排水樋管ゲートを閉める必要があります。状況により夜間の操作も想定できるため、視認性が悪い状況下でも確実なゲート操作が可能となるよう操作手順の確認を行いました。


3 訓練結果

・排水ポンプ投入用マンホールを使用することで、排水ポンプを事前に設置することが可能となり、これまでの補助ゲート上部からの排水ポンプ投入作業が不要なことや、排水樋管ゲート閉鎖直後、設置した排水ポンプから内水排除が迅速に実施できる手順を確認しました。

・排水ポンプ投入用マンホールが完成後初めての総合訓練であり、排水作業開始までの作業時間の確認をするとともに、実際に漏水することなく排水できることを確認しました。

・今後についても、さらなる排水準備作業時間の短縮や効率化を進めるとともに、他の排水樋管においても同様の訓練を実施してまいります。

お問い合わせ先

川崎市上下水道局下水道部下水道管理課

〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地

電話: 044-200-2922

ファクス: 044-200-3980

メールアドレス: 80gkanri@city.kawasaki.jp

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