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令和6年度 宮内排水樋管における夜間訓練の実施結果について(報告)

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 排水樋管周辺地域における浸水対策として、山王、宮内、諏訪、宇奈根排水樋管に排水ポンプ投入用マンホールの整備が完了したことに伴い、ゲート閉鎖時の排水作業の迅速な対応を実現するため、排水ポンプ投入用マンホールに実際に水を貯め、排水樋管河川側管きょへ排水をする訓練に取り組んできたところです。 

 今年度は、排水ポンプ投入用マンホールに水をため、横断管河川側出口の排水ホースを水が循環するように接続の上排水ポンプを連続運転し、ホース接合部の状態確認と各排水樋管の排水ポンプ車班に配置する職員の危機対応力のさらなる向上を図る夜間訓練を実施しましたので、結果を報告いたします。  

1 訓練日時及び場所等 

1 訓練日時及び場所等

 ・日時:令和6年4月26日金曜日 午後9時00分から午後10時15分

 ・場所:宮内排水樋管

 ・参加人数:29名(局職員20名、協力事業者6名、交通誘導員3名)

 ・見学者:中原区選出議員2名、高津区選出議員1名、関係町会

2 訓練内容(訓練の様子)

(1)全体ミーティング

全体ミーティング

解説

本訓練は排水ポンプ車の運用及び作業確認が趣旨であるため、各排水樋管の排水ポンプ車班の班長が中心に参加しており、全体で作業手順や共有すべき情報等の確認などを行いました。


(2)交通規制帯の設置及び排水ポンプ車配置

交通規制帯・排水ポンプ車配置1
交通規制帯・排水ポンプ車配置2

交通規制帯・排水ポンプ車配置3
交通規制帯・排水ポンプ車配置4

解説

内水の排除を迅速に行うために設置している排水ポンプ投入用マンホールから、多摩沿線道路下に埋設する横断管を通じ、河川側で排水ホースを接続を行うためには、横断管出口付近の交通規制を必要としており、本訓練においてもこのプロセスを実行し、排水準備作業を行いました。

(3)訓練説明

訓練説明2

解説

訓練見学をされた関係町会等へ排水ポンプ投入用マンホール及び排水訓練概要の説明を行いました。

(4)排水準備作業

(河川側曲管継手と排水ホースの接続)

河川側曲管継手と排水ホースの接続

(排水ホース同士の接続)

排水ホース同士の接続

(排水ポンプ投入用マンホール)

排水ポンプ投入用マンホール

(排水ホース敷設・内陸側)

排水ホース敷設・内陸側

(横断管・内陸側)

横断管・内陸側

(排水ホース敷設・河川側)

排水ホース敷設・河川側

解説

訓練開始前に排水ポンプ投入用マンホール内に止水バルブを設置の上、貯水しました。また、訓練に際しては、排水作業の実施に必要な排水ホース等の運搬を行ったほか、排水ポンプ投入用マンホール内の排水ポンプから排水ホースを横断管へ接続し、河川側吐出口で排水された水を循環させるよう排水ホースの接続を行いました。

(5)排水作業

排水作業1

ホース・内陸側1

排水作業2

ホース・内陸側2

排水作業3

横断管・内陸側1

排水作業4

横断管・内陸側2

排水作業5

横断管・河川側

排水作業6

ポンプの連続運転操作

解説

各排水樋管に配置する排水ポンプ車班長が交代で排水ポンプを運転し、徐々に出力を上げながら連続運転を行い水を循環させ、排水ポンプの出力段階における、排水ポンプ投入用マンホール立ち上がり部分の排水ホースの状態や、送水時の排水ホースの挙動確認を行いました。

3 訓練結果

・横断管河川側の排水ホースを循環させるように接続したことで、各排水樋管に配置する排水ポンプ車班長が交代で排水ポンプの連続運転することが可能となり、各自が排水ポンプの出力状態における送水時の排水ホースの挙動確認が実施できました。

・新年度初めての排水樋管における訓練であり、各班長については、排水作業開始前及び各作業時間を確認の上、自身が指揮を執る排水樋管と照らし合わせ作業の確認を行いました。

・今後についても、さらなる排水準備作業時間の短縮や効率化、作業の確実性の向上を進めるべく、職員個々が今回の経験をもとに、各事務所において情報やスキルの共有を行い、他の排水樋管において、実作業における対応力を高めてまいります。

お問い合わせ先

川崎市上下水道局下水道部下水道管理課

住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地

電話: 044-200-2922

ファクス: 044-200-3980

メールアドレス: 80gkanri@city.kawasaki.jp

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