川崎市交通事業80周年記念事業特設ページ
更新情報(9月19日更新)
川崎市交通事業80周年記念事業特設ページを公開しました。
はじめに
川崎市交通事業は、昭和19(1944)年10月14日に営業を開始し、令和6(2024)年に80周年をむかえます。営業を開始してから80年間、時代の要請に応えながら、市電・トロリーバス・市バスにより、市民の皆様の大切な交通手段として、走り続けてきました。
これからも市バスが、市の発展とともに、市民の皆様の身近な公共交通機関として歩み続けていくことを目指し、市バスのイメージアップをはじめとした交通事業80周年記念事業を実施します。
今後の事業については、市民の皆様やお客様が参加して楽しめる企画を予定しています。実施時期や内容については、こちらの特設ページで随時お伝えいたします。
交通事業のあゆみ
市電(Tram)

昭和19(1944)年10月14日に、古川通から東渡田五丁目間の2.76km区間を、車両数7両で開業しました。
市電は、市街地の路面に敷設された軌道を走る路面電車です。時速30~40km程度の速度で短い停車場間を頻繁な運転間隔で走る「チンチン電車」として親しまれていました。
戦災復興も進み、高度経済成長で活気づいていた昭和30年代に、乗客数のピークを迎えましたが、その後、モータリゼーションの進展等に伴う利用者数の減少などにより、経営状況が厳しくなったため、昭和44(1969)年3月31日の運行を最後に事業を廃止しました。
市電廃止時は、川崎駅から池上新田間の4.64km区間を、車両数16両で運行し、一日平均約2.8万人の乗客を運んでいました。
トロリーバス(Trolley Bus)

昭和26(1951)年3月1日に、大島営業所を拠点として、川崎駅前から池上新田間の3.64km区間を、車両数8両で開業しました。
トロリーバスは、外部から電気エネルギーの供給を受けて道路上を四輪タイヤで走るバスですが、法律的には、電車の仲間という少し不思議な車両です。
東日本で最初に走ったトロリーバスとして、「トロバス」の愛称で親しまれていましたが、モータリゼーションの進展等の時代の流れに逆らえず、昭和42(1967)年4月30日に廃止しました。
トロリーバス廃止時の事業規模は、小美屋前から鋼管水江製鉄前間の7.30km区間を、車両数19両で運行し、一日平均約2.3万人の乗客を運んでいました。
市バス(Bus)

昭和25(1950)年12月15日に大島営業所を拠点として、浜町三丁目から新丸子駅間の12.04km区間を車両数11両で開業しました。
昭和30年代に入ると、臨海部における工業の進展と港湾整備による就業人口の増加、人口の急増等による急激な需要増に対応するため、市バス路線の拡充整備が積極的に推し進められました。
その後も、本市の発展と人口増に合わせ営業を拡大し、令和5年4月1日現在、認可キロ数197.693km、在籍車両数312両(貸切バス車両5両を含む)となっており、一日平均約11.6万人の乗客を運んでいます。
市バスの歴史や、これまで導入してきたバス車両等について、市バス博物館で詳しく紹介していますので、ぜひ御覧ください。
交通事業80周年記念ロゴマーク
市バスカラーの青と白を基調とし、80 周年の「8」の字の下の円と「0」 を繋ぎ、無限大マーク「∞」にみたて、80 周年は通過点であり、これからも歩み続ける市バスを表現しています。
市バスの広報物や記念グッズなどに活用し、市民の皆様やお客様へ交通事業80周年をPRしていきます。

全国都市緑化かわさきフェアとのコラボラッピングバス
交通事業が80 周年をむかえる令和6 年(2024 年)には、市制100 周年の象徴的事業として、全国都市緑化かわさきフェアが開催されます。交通事業80 周年のPR とあわせて、全国都市緑化かわさきフェアの開催を告知するため、コラボラッピングバスを運行します。
運行に先駆け、次の日程でお披露目式を開催します。
どなたでも、御覧いただけますので、ぜひお越しください。
(日時) 令和5年10月14日(土) 10:30~10:50
(場所) 川崎駅東口駅前広場(川崎ルフロン前)
(内容) ★コラボラッピングバスのお披露目、お見送り
(出席者) 【本市】市長、建設緑政局長、交通局長
【来賓】市議会議長
ラッピングバスのデザインイメージ

お問い合わせ先
川崎市 交通局企画管理部経営企画課
電話:044-200-3220
ファクス:044-200-3946