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粟津潔邸(AWAZU HOUSE ART CENTER)

  • 公開日:
  • 更新日:
粟津邸エントランス
粟津潔邸通路
粟津潔邸外観

グラフィック・デザイナー粟津潔の住宅兼アトリエだった建物が令和5(2023)年からアートセンターとして利用されています。市内外のアーティストの展覧会などのイベントを開催する際に会場として一般公開されています。

粟津潔邸は、昭和47(1972)年に竣工した鉄筋コンクリート造の家です。粟津潔と親交のあった建築家で、JR京都駅や梅田スカイビルなどを手掛けた原広司が設計し、世界の集落を調査しながらつくることになった一連の<反射性住居>の原型となる建物とされます。
斜面に立地し、斜面上のエントランス(玄関)から斜面方向を長軸とする短冊状の建物で、建物の中心線から壁や有孔体を持つ天井等を対称形に配置し、2階中央部に核となる「ホール」を住居の公共的領域(共有スペース)とする構造です。各部屋へはホールから一段下がる前室を経ていく形であり、まるで各部屋が個々の家のように配置され、全体として一つの集落のような構造になっていることが特徴です。

粟津潔はこの場所を拠点に活動し、川崎市市民ミュージアムのロゴマークをデザインするなど川崎市の文化振興にも貢献された人物であり、現在ではかつてのアトリエがさまざまな分野のアーティストや地域の方々が集まり交流するスペースとして活用されています。

所在地

郵便番号 214-0036

川崎市多摩区南生田1-5-24

交通

小田急線「読売ランド前」駅より徒歩約17分 

公開情報

イベント開催時期のみ公開(常時公開はされていません

詳しくは下記ホームページをご確認ください。

お問い合わせ

最新情報については、施設へ直接お問い合わせください。