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川崎市地球温暖化対策推進基本計画(2022年度から)

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川崎市地球温暖化対策推進基本計画改定

 川崎市では、地球温暖化対策について、川崎市地球温暖化対策推進基本計画に基づき取組を推進しているところですが、近年、台風による甚大な被害の発生など気候変動(地球温暖化)の影響が顕在化しつつあり、市民生活や事業活動に大きな影響のある喫緊の課題となっております。

 川崎市は令和2年11月に、2050年の脱炭素社会の実現に向けた戦略「かわさきカーボンゼロチャレンジ2050」を策定し、脱炭素化の取組を進めてきたところですが、このたび、脱炭素戦略及び国内外の急激な社会変化等を踏まえ、川崎市地球温暖化対策推進基本計画を改定しました(改定日:2022年3月31日)。

川崎市地球温暖化対策推進基本計画の表紙

川崎市地球温暖化対策推進基本計画の改定のポイント

ポイント1 2050年の将来ビジョンの明確化【第3章】

   エネルギー視点、市民生活視点、交通環境視点、産業活動視点など、さまざまなアプローチで2050年のビジョンを具体化。

  川崎市が政令市最大のCO2排出地域であると同時に、首都圏全体の一般家庭の消費電力を上回る大規模エネルギー供給拠点としての特性や、産業・研究開発拠点としての特性などを踏まえ、2050年の川崎臨海部が首都圏の脱炭素化に貢献する姿をイメージ化。

ポイント2 2030年の温室効果ガス排出量の削減目標等の設定【第4章】

  全体目標:市域全体で 2030年度までに2013年度比▲50%削減、1990年度比▲57%削減                  

  個別目標:民生系目標:2030年度までに2013年度比▲45%以上削減

          産業系目標:2030年度までに2013年度比▲50%以上削減

          市役所目標:2030年度までに2013年度比▲50%以上削減

          再エネ目標:2030年度までに33万kW以上導入

ポイント3 施策の強化と5大プロジェクト【第6章】

   既存計画の施策を強化した全40施策を第6章で示すとともに、特に事業効果の高い重点事業を「5大プロジェクト」として実施計画に掲載。

(参考)川崎市地球温暖化対策推進基本計画PR版

  川崎市地球温暖化対策推進基本計画は、川崎市が2050年の脱炭素社会の実現を目指している「背景」や、「地球温暖化対策の現状」、「市民・事業者の皆様に取り組んでいただきたい取組」など、市民・事業者の皆様に知っていただきたい内容が盛り込まれていますが、全140ページ以上に渡る計画を細部まで読み込むことは難しいと思います。

  そこで、本計画のエッセンスを集約し、「PR版」として、わかりやすく取りまとめましたので、ご覧いただき、今日からさっそく、自分たちでできる脱炭素化の取組をスタートしましょう!

川崎市地球温暖化対策推進基本計画PR版の表紙・裏表紙

川崎市地球温暖化対策推進実施計画

 実施計画は、基本計画に基づき、地球温暖化対策の推進のために実施する措置を定めており、第1期間は2022年度から2025年度を計画期間としています。

川崎市地球温暖化対策実施計画の表紙

かわさきカーボンゼロ ロゴ

 「かわさきカーボンゼロ」 ロゴマークは、2050年CO2排出実質ゼロを表現したロゴマークです。
 葉は環境への配慮を、2つの矢印は資源、エネルギー、炭素などの循環をイメージしております。

 2050年の脱炭素社会の実現には、現状の取組の延長線上では難しく、一人ひとりが行動を起こし社会の行動変容を促し、そして、脱炭素化の技術革新に繋げていくことが必要です。

 川崎市はよりよい未来をつくるため、市民・事業者の皆さまと挑戦を続けてまいります。

かわさきカーボンゼロのロゴマーク

川崎市地球温暖化対策推進基本計画の販売

川崎市地球温暖化対策推進基本計画は、次の箇所で販売しております。

かわさき情報プラザ(川崎市川崎区東田町5‐4 川崎市役所第3庁舎2階)
販売価格は740円(税込)です。

なお、かわさき情報プラザでは郵送販売も受け付けています。

(参考)基本計画の改定に当たって

川崎市環境審議会からの答申について

 令和3年1月21日に川崎市環境審議会へ諮問しました「川崎市地球温暖化対策推進基本計画の改定の考え方について」、令和3年11月2日に川崎市環境審議会会長(会長 佐土原 聡氏、横浜国立大学教授)から市長へ、答申が行われました。

諮問の背景

 川崎市は平成22年10月に川崎市地球温暖化対策推進基本計画を策定、平成30年3月に改定し、低炭素社会の実現に向けた取組を進めてきたところですが、昨今の気候変動の危機的状況を踏まえ、令和2年11月に脱炭素戦略「かわさきカーボンゼロチャレンジ2050」を策定し、また、国においても、2050年の脱炭素社会の実現に向けた目標設定や計画の見直しが進められています。こうした背景から、現行計画の施策を強化する必要があり、計画改定の考え方について諮問を行いました。

審議の経過

 環境審議会は、諮問を受け、専門的かつ総合的な見地から審議を行うため、地球温暖化対策推進基本計画改定部会を設置し同部会に付議しました。その後、7回に渡る部会での審議を経て報告を受け、川崎市地球温暖化対策推進基本計画の改定の考え方について審議結果をとりまとめ、答申しました。

環境審議会の答申

 環境審議会からの答申は、次の添付ファイルを御参照ください。

意見募集の実施結果

 環境審議会からの答申を踏まえ、令和3年11月26日から12月27日までパブリックコメントを実施しました。実施結果は次のとおりです。