川崎市地球温暖化対策推進計画における市役所の脱炭素化に向けた取組について
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市役所の脱炭素化に向けた取組の推進
市役所は、温室効果ガスの多量排出事業者であり、自らが率先して温室効果ガス排出量の削減に努める必要があることから、川崎市地球温暖化対策推進計画にて、次のとおり市役所の脱炭素化の取組の推進について規定しています。
川崎市職員 脱炭素・SDGs自主行動宣言
本市では、脱炭素社会の実現に向け、市役所自らが率先した脱炭素化の取組を重点プロジェクトとして位置づけております。脱炭素化の取組を加速させるためには、市職員自らの行動実践が重要となることから、庁内で実施した全職員参加型のアイデア提案から、全職員投票結果を踏まえて決定した、「川崎市職員脱炭素自主行動宣言」を、令和5年度からスタートしました。
さらに、令和6年度から、SDGsの考え方も含めた「川崎市職員脱炭素・SDGs自主行動宣言」にバージョンアップし、全職員一丸となって、脱炭素及びSDGsを推進しています。
川崎市 脱炭素・SDGs自主行動宣言について
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- 川崎市庁内SDGs取組の進め方(リンク)
SDGsに関してはこちらをご覧ください
基本的方向 市役所が自ら率先して脱炭素化にチャレンジしているまち
川崎市役所は、民生部門で市内最大規模のCO2排出事業者です。川崎市役所が率先して、公共施設の省エネ化と再エネ化の取組を進め、脱炭素化にチャレンジすることで、市域のCO2排出量の削減に貢献するとともに、市民・事業者の取組の模範となり、環境に配慮した製品・サービスのニーズの拡大を促していきます。
目標
2030年度までに市役所の温室効果ガス排出量を2013年度比で50%以上削減する。
施策
・全ての市公共施設への再生可能エネルギー電力の導入
・市公共施設の再エネ・省エネ・環境配慮の徹底
・プラスチック資源循環施策の強化・拡充
・下水汚泥処理設備の改良等
・公用乗用自動車等への次世代自動車の導入の加速化
・港湾・物流活動のCO2削減に向けた取組の推進
・庁内デジタル化の取組推進
2023年度の川崎市役所の要因別温室効果ガス排出量
川崎市役所の2023年度の排出量は、347,377トン(二酸化炭素(CO2)換算。以下同じ。)
・基準年度(2013年度)の排出量(414,532トン)と比べて約16.2%減少(67,155トン)
※一部施設における再生可能エネルギー100%電力の導入効果を反映しています。
(反映しない場合は約11.1%減少(45,817トン))
要因 | 庁舎等 | 教育 関連施設 | 病院等 | 上下水道 関連施設 | 公用車等 | 下水処理 | 廃棄物 焼却 | 笑気ガス | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2013年度 (単位:トン) | 63,851 | 29,565 | 25,293 | 71,435 | 22,140 | 42,741 | 159,480 | 27 | 414,532 |
2023年度 (単位:トン) | 45,068 | 27,586 | 21,432 | 59,616 | 16,957 | 25,260 | 151,458 | 0 | 347,377 |
削減率 (2013年度比) | -29.4% | -6.7% | -15.3% | -16.6% | -23.4% | -40.9% | -5.0% | -100% | -16.2% |
市役所からの温室効果ガス排出量のオープンデータ
川崎市役所要因別温室効果ガス排出量データ
- 川崎市役所要因別温室効果ガス排出量(CSV形式, 886.00byte)
川崎市役所の要因別の温室効果ガス排出量です。
- 上記ファイルはクリエイティブ・コモンズライセンス外部リンクの下に提供されています。
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- 川崎市の温室効果ガス排出量推計
毎年、市域の温室効果ガス排出量を推計しています。
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お問い合わせ先
川崎市環境局脱炭素戦略推進室
住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話: 044-200-0369
ファクス: 044-200-3921
メールアドレス: 30dtanso@city.kawasaki.jp
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