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災害時応急給水拠点の種類

  • 更新日:

災害時応急給水拠点とは

災害時応急給水拠点は、地震等の災害で断水が起きた場合に、応急給水を行う施設です。 上下水道局では平成25年度末までに、災害時応急給水拠点を市内全域に139箇所整備し、市民の皆様が居住している場所から約750メートル以内において応急給水が受けられるようになりました。 現在、これに加えて、職員による開設が不要な応急給水拠点の整備を進めています。

  • いざという時のために、ご自宅や通勤・通学場所に一番近い応急給水拠点の確認をお願いします。なお、応急給水拠点の所在地は最寄りの住所、目標は所在地に近い目印となる建物等の名称を使用しており、所在地と目標が一致しない場所もありますので、ご留意ください。
  • 応急給水拠点にお越しの際には、水を入れる容器(ポリタンクやペットボトル等)を持参してください。
  • 応急給水拠点まで受水に来ることができない高齢者、障がい者等の災害時要援護者については、可能な限り給水車による運搬給水で対応することにしています。
  •  応急給水拠点のほかに、これを補完するものとして、臨時給水所(消火栓や臨時給水用井戸等を活用)があります。

応急給水拠点の種類

1 応急給水拠点

災害時には、組立式の給水器具を取り付けて応急給水拠点を開設します。 応急給水拠点に設置されている災害対策用給水装置格納庫には、応急給水拠点を開設する際に必要な組立式の応急給水栓や手動ポンプ等の給水器具が入っています。

縦型

ベンチ式

応急給水拠点の開設状況(訓練の様子)

<災害対策用給水装置格納庫と応急給水拠点の開設状況>

1-1 管路上の応急給水拠点

災害時には、主要な送・配水管等の地震に強い水道管に設置している付属設備(道路上にある鉄蓋の箇所)に組立式の応急給水栓を取り付けて、応急給水拠点を開設します。

応急給水拠点の鉄蓋

道路上に設置されている応急給水拠点の鉄蓋

1-2 災害対策用貯水槽の応急給水拠点(貯水槽)

災害対策用貯水槽とは、水道管路の一部として水が流れている地下式の貯水槽で、平常時は循環していますが、 災害時には緊急遮断弁が作動し、貯水槽の中に貯まった水を確保する設備で、一部の公園や市立小中学校等の地下に埋設しています。

災害時には、組立式の応急給水栓や手動ポンプ等の給水器具を取り付けて開設します。

災害対策用貯水槽のしくみ

1-3 貯留管の応急給水拠点(貯留管)

貯留管とは、平常時は水道管路の一部として水が循環していますが、水道管の一部を太くし、管の中に水を貯めることができる構造になっていて、一部の公園の地下に埋設しています。

災害時には、組立式の応急給水栓や手動ポンプ等の給水器具を取り付けて開設します。

2 開設不要型応急給水拠点

東日本大震災を踏まえ、応急給水拠点の利便性を高め、より迅速な応急給水の実現を図るため、職員による開設が不要な応急給水拠点の整備を進めています。

2-1 小中学校等の既設給水栓を利用した開設不要型応急給水拠点(既設水栓型)

既設給水栓利用型は、小中学校の校庭等にある屋外の水飲み場の給水管を耐震性の高いものに改良し、平常時は水飲み場として、災害時には応急給水拠点として使用するものです。この応急給水拠点は地震に強い水道管でつながっています。

そして、校舎等の建築物の給水設備から分離しているため、災害時に校舎の給水管が損傷し、利用できない場合でも、応急給水拠点は使用できます。

市立小中学校は災害時の避難所となっていますので、災害時には地域の皆様が各自で給水することができます。

< 開設不要型応急給水拠点(既設水栓型)>

校門等には案内板が設置されています。

水飲み場には表示版が設置されています。

2-2 配水池・配水塔を利用した開設不要型応急給水拠点(災害時注水地点併設型)

災害時注水地点併設型は、耐震性を備えた配水池・配水塔に確保した水道水を、地域の皆様が各自で給水することのできる施設です。浄水場で作られた水は、配水池・配水塔に一度貯められた後、水道管で各ご家庭まで送られています。

この配水池・配水塔は、地震計により大きな揺れを感知すると緊急遮断弁が作動し、複数池のうち1池の水を確保する構造となっています。

なお、拠点には常設型の蛇口を整備しており、平常時、入口は施錠していますが、災害時には地域の自主防災組織等の方が開錠することで、給水することができます。

< 開設不要型応急給水拠点(災害時注水地点併設型)>

拠点には標示板が設置されています。

臨時給水所とは

災害時に不測の事態により応急給水拠点が開設できない等の場合に、これを補完するものとして、消火栓や臨時給水用井戸等を活用した臨時の給水所を設置し、応急給水を行うものです。

消火栓を利用した臨時給水所

消火栓の鉄蓋

臨時給水所で使用する消火栓の鉄蓋(市内全域を網羅している配水管に約100mごとに設置されています。)

臨時給水用井戸を利用した臨時給水所

多摩区にある水道水源として廃止した井戸や停止中の井戸の有効利用を図るため、水質良好な井戸を災害時の備えとして臨時給水用井戸に整備しています。

なお、臨時給水用井戸では膜ろ過装置等を設置して応急給水します。               
(注意)臨時給水用井戸は、令和2年度より整備完了した井戸から順次運用を開始します。

臨時給水用井戸のイメージ

臨時給水用井戸一覧表

臨時給水用井戸一覧表 
 名称所在地目標備考
 臨時給水1号さく井 菅6-6-11 ドメス稲田堤前 
 臨時給水2号さく井 菅6-9-13 美容室KINTARO前 
 臨時給水3号さく井 菅6-12-4 菅芝間公園東側 
 臨時給水4号さく井 菅北浦1-12-12 たちばなストアー前 
 臨時給水5号さく井 中野島3-15-27 日本生命中野島荘前 
 臨時給水6号さく井 中野島2-12-7 レジデンス中野島前 
 臨時給水7号さく井 中野島2-15-8 メゾンアルカディア前 

応急給水拠点のオープンデータ化

応急給水拠点の位置情報等をオープンデータとして公開しています。

お問い合わせ先

川崎市上下水道局水道部水道管理課

〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地

電話: 044-200-3150

ファクス: 044-200-3943

メールアドレス: 80kkanri@city.kawasaki.jp

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