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サンキューコールかわさき

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ヤゴレスキュー

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プールもとんぼにとって大切な水環境です。掃除で流されてしまうヤゴを助けましょう。

 市街地にある屋外プールは貴重な水辺であり、とんぼの産卵場となっています。このまま夏季のプール開始前の清掃をしてしまうと、秋から春にかけせっかく育ったとんぼのよう虫ヤゴたちがすべて流されてしまいます。そこで、プールを掃除するときに、みんなでプールの中の生き物をたすけましょう。とんぼのよう虫のヤゴを守る活動をしている小学校があります。ヤゴを救出することによって、とんぼがすめる自然環境や水生生物の生態について学びましょう。

時期

夏季プール開始前の清掃時

準備するもの。

手網、バケツ、ヤゴを入れる容器(ガラスでないもの)、飼育用水槽、エアポンプ、ぬれてもいいくつ(古くつ等)、タオル、のみもの(熱中症予防)。

方法

  1. プールの水を時間をかけてぬく(5~15cmくらいまで)。
  2. 水が減ったプールに入り網で底のごみと一緒にすくう。
  3. ごみをかきわけ、ヤゴをそっと捕まえる。

ヤゴレスキュー風景。

アキアカネ・ギンヤンマ・シオカラトンボのヤゴがとれます。

注意事項

プールの底は小石・ガラス等が落ちている危険があるので、はだしで入らないこと。

ヤゴの飼い方について。

用意するもの

水槽、砂、小石、水草、枯れ枝、わりばし。

水について

池・川の水。水道水を使う場合は汲み置きするか、中和剤を入れた水を使用する。

エサについて

イトミミズ、ボウフラ、赤むし等生餌。

ヤゴについて

できるだけ1匹ずつ飼うこと。2匹以上同じ水槽で飼った場合、エサが足らなくなると共食いをする。

(参考)ヤゴを飼う水槽

プールシーズンが終わったら・・・。

  • ヤゴの隠れ家となる石や水生植物の鉢植えを沈める。
  • ヤゴを食べてしまうコイや金魚、ザリガニを飼わない。
  • 消毒用の薬品を入れない。

ヤゴレスキュー