英国オリンピック委員会（BOA）の最高経営責任者（CEO）アンディ・アンソン氏と、同委員会のシャハブ・ウディン法務局長が、11月5日（火）に福田市長を表敬訪問されました。アンソン氏は2019年5月にCEOに任命され、同年11月1日に就任したばかりです。

アンソン新CEOからは、先月の台風被害に対するお見舞いとともに、「5月に陸上選手たちが、等々力陸上競技場でトレーニングを行い、世界クラスの競技場を肌で経験した。2020年東京大会に向けて、最高の環境で準備できると確信している」との言葉がありました。福田市長は、「英国オリンピック代表チームの事前キャンプが川崎市で行われることは、我々市民を大いに勇気づけてくれるだろう」と、英国事前キャンプへの期待を伝えました。

アンソン氏は、Channel 4 テレビ、マンチェスター・ユナイテッド、ATP（男子プロテニス協会）で要職を歴任するなど、メディア及びスポーツ両分野で輝かしい経歴をお持ちです。

就任後初めての来日となりましたが、ビル・スウィーニー前CEOから川崎市のことをよくうかがっていらしたそうで、今回の訪問を大変楽しみにされていたそうです。

アンソン氏はその後、英国オリンピック代表チームのうち、陸上、女子サッカー、男女7人制ラグビーが事前キャンプを行う等々力陸上競技場を初めて視察されました。

競技場の芝生の美しさや、青く真新しいトラックを確認し、「このような素晴らしい施設で事前キャンプを行えることは非常にラッキーだ」と喜んでおられました。