かわさき♪ドレイク・ミュージックプロジェクト
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特別支援学校のワークショップから生まれた曲が、フェスタサマーミューザKAWASAKI 2021で演奏されました!
英国の音楽団体「ドレイク・ミュージック」から指導を受けた日本の音楽家が特別支援学校を訪問し、生徒たちとインクルーシブな音楽づくりのワークショップを行い、そのワークショップで生徒が創ったメロディやリズムをもとにドレイク・ミュージックのメンバーが新しい音楽を作曲しました。
この曲を東京交響楽団が8月9日のフェスタサマーミューザ KAWASAKI 2021で演奏しました!(世界初演)。
ワークショップの様子を動画で公開中
かわさき♪ドレイク・ミュージックプロジェクトとは
1 概要
かわさきパラムーブメントのレガシー「誰もが文化芸術に親しんでいるまち」の実現に向けて、障害のある人もない人も、あらゆる人が音楽に親しみ、創造性を発揮できる社会の実現を目的として実施している、日英共同プロジェクトです。
川崎市がホストタウンである英国の公的な国際文化交流機関、ブリティッシュ・カウンシル※1と連携、同国のアート団体「ドレイク・ミュージック※2」と協働し、2017年から展開しています。
※1ブリティッシュ・カウンシルとは(https://www.britishcouncil.jp/外部リンク)
英国の公的な機関として1934年に王立憲章によって定められた非営利の公益団体(チャリティ)として設立され文化交流と教育機会を促進する英国の公的な国際文化交流機関。
文化芸術、教育、英語を通じて、英国とその他の国の人々の間につながりを育み、理解と信頼を築くために活動している。2019年度は、8,000万を超える人々が活動に直接参加し、また7億9,100万人がオンライン、放送、出版物を通して提供する情報にアクセスしている。
日本では1953年に活動を開始。英会話スクールや英国資格試験の運営、教育機関・企業向け英語研修、英国留学情報の提供、英語教員への研修、高等教育や文化芸術分野での国際交流支援などを行っており、本市とは2016年に協定を結び、例年、あらゆる人が文化芸術に親しめる環境づくりに向けたさまざまな取組を連携して行っている。
※2ドレイク・ミュージック(http://www.drakemusic.org/外部リンク)とは
障害のあるなしに関わらず誰もが音楽を楽しめるよう多様なプログラムを展開する英国のアート団体。あらゆる年齢層の障害のある人に向けたアクセシブルな音楽サービスを提供するほか、障害のある人の音楽へのアクセスをより向上するため音楽家や文化機関に向けたトレーニングも実施。
さらには、障害のある音楽家のためにテクノロジーを駆使した先進的でアクセシブルな新しい楽器開発も行うなど、その活動は多岐に及んでいる。また彼らが媒介となり、音楽家や企業関係者、テクノロジスト、デザイナーが集い新しいアイデアを交換しプロトタイプを行う機会を積極的に作るなど、その領域を超えた取り組みに英国内外から注目が集まっている。
2 これまでの活動
日付 | プログラム | 参加者数 |
‘19.12.2 | (1)障害のある人を対象とした音楽ワークショップのファシリテーター育成トレーニング※3 | 音楽家:14名(実人数) |
‘19.12.3 | ||
‘19.12.3 | (2)(1)の実践ワークショップ | 田島・中央支援学校の生徒:52名 |
‘19.12.4 | ||
‘19.12.6 | ||
‘19.12.5 | (3)障害の社会モデルトレーニングワークショップ | 音楽家・テクノロジスト:7名 |
‘19.12.7 | (4)テクノロジーを活用したDIY楽器づくりワークショップ※4 | 音楽家・テクノロジスト:16名 |
日付 | プログラム | 参加者数 |
‘19.3.5 | (1)障害のある人を対象とした音楽ワークショップのファシリテーター育成トレーニング※3 | 音楽家:19名 |
‘19.3.7 | ||
‘19.3.8 | ||
‘19.3.8 | (2)(1)の実践ワークショップ | 上記に加え、障害のある人:7名 |
‘19.3.9 | (3)障害のある音楽家と共に進めるアクセシブルな楽器開発※4 | テクノロジスト、障害のある音楽家:23名 |
日付 | プログラム | 参加者数 |
‘18.3.15 | (1)障害のある方の音楽表現を支えるテクノロジーの可能性等を探るトークセッション | 音楽やテクノロジーに関連する民間企業や大学関係者、音楽家、アーティスト、テクノロジストなど(34名) |
‘18.3.16 | (2)障害のある方の音楽参加をサポートするアクセシブル・ミュージック・テクノロジーを主題としたフォーラム | 文化芸術関係者、福祉関係者、音楽関係者、音楽やテクノロジーに関連する民間企業や大学関係者、行政関係者など(60名) |
※3ファシリテーター育成トレーニング・音楽づくりのワークショップ
市内で活動する音楽家などが参加し、障害の社会モデルを理解し、障害のある人も参加する音楽ワークショップのファシリテーションスキルや、テクノローを取り入れた音楽プログラムのあり方などについて実践を通じて学習。
※4アクセシブルな楽器開発ワークショップ
テクノロジー関係者と障害のある音楽家が、相乗効果をはかるために互いの経験やスキルを共有し、障害のある人の音楽参加の機会拡大や障害のある音楽家をサポートするテクノロジーの可能性について考えるワークショップを実施。
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