水辺の賑わい創出に向けた取組を推進しています

　多様な市民ニーズに対応するため、多摩川の持つ特性を踏まえ、町会・商店街や企業など地域と連携し、民間活力を導入した付加価値の高い河川空間を創出し、より開かれた利活用を通じて地域の活性化を図ります。

　2019年7月7日に実施した「水辺で乾杯 in 川崎」では、まちづくり団体、企業や出資法人など、さまざまなステークホルダーと連携し、水辺に赴くきっかけづくりを行った。（川崎区の「SUPたいけん＆ひがたかんさつ」、宮前区の「七夕サミット」、多摩区の「水辺で乾杯っ in 登戸」は天候不順により中止となった）

 2020年度は新型コロナ感染症拡大防止の観点より、イベントとしての開催は中止したが、水辺で活動されている団体様と連携し、既存のイベントにおいて「水辺で乾杯」を実施しました。（幸区の「矢上川で遊ぶ会主催：ミクリワンドのクリーンアップとハゼ釣り」は天候不順により中止となった）

　多摩川の情報発信拠点である二ヶ領せせらぎ館周辺の利用環境向上や地域活動の活性化を図るとともに、市有財産の有効活用を推進するため、自動販売機設置事業としては本市では初めてプロポーザル方式で借受者の選定を実施しました。

　この結果を踏まえて、借受者となったコカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社が特定非営利法人グリーンバードの活動支援の一環で展開している支援自動販売機を神奈川県内で初めて設置し、売上の一部を二ヶ領せせらぎ館周辺の活動に対する支援金として活用し、地域活動の活性化につなげます。

　更に交流を深め多摩川流域の発展を目指すため、地域でまちづくり活動に携わる団体を中心に、二子周辺の河川敷で開催された。（2019年は荒天中止）

 　既存施設と連携した構成とすることにより、これまで多摩川河川敷に来たことがない、あるいはあまり来ることがない市民等の利用者に対する多摩川の魅力発信につなげる。

　一般社団法人プレイグリーン推進協会が進める共遊空間の場である「プレイグリーンパーク」において、地域と連携した取組を進める。

　これらの施設について、その目的に応じた利用だけでなく、新たな視点による活用方法についても、現在の利用ルールの範囲内で対応できるものについては可能な限り実践することにより、多摩川の魅力向上を図っています。