川崎の水源地・山北町ってこんなところ!
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川崎市の水道水は、相模湖(相模ダム)、津久井湖(城山ダム)、丹沢湖(三保ダム)、宮ヶ瀬湖(宮ヶ瀬ダム)4つの湖(ダム水源)から供給されています。これらの湖で貯められた水は、導水トンネル(第1・第2導水ずい道など)を通って長沢浄水場へ送られ、浄水処理の後、市内に供給されます。
安定供給できるだけの水を得るには、まず健全な山が必要です。湖がある地域(水源地)では、そのような山をつくるために水源林保全活動をしています。
ここでは、川崎の水源地のひとつである「山北町」での活動を紹介します。
山北町ってどこにあるの?
神奈川県西部に位置する町で、面積の約9割が山岳地帯の自然豊かな場所です。
この広大な土地の中に川崎の水源のひとつである「丹沢湖」があります。

丹沢湖と富士山(令和8年1月撮影)
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- 山北町外部リンク
山北町役場のウェブサイトです。
水源地ではどんなことをしているの?
水を得るためには、保水力のある山が必要です。
そのためには、枝打ちや間伐などの手入れを行い、人の手で健全な森林を育てることが重要です。このような活動は、災害に強い森づくりにもつながります。
間伐(かんばつ)
間伐とは、森林の成長過程で密集しすぎた木を一部伐採し、残った木が健全に育つようにする作業のことです。
木が密集すると光や養分、水分の取り合いが起こり、成長が悪くなります。
適切な間隔を保つために間伐を行い、木が成長しやすい環境を作ります。
間伐をして、健全な木が育つとなにがいいの?
根がしっかり張ることで、土壌の流出を防ぐことができ、雨水を地中に浸透させ、水源を守ることができる森になります。
大変なことは?
機械だけではなく、一本一本を確かめながら人の手で丁寧に行う作業です。
専門的な技術と多くの労力が必要ですが、近年は人手不足が大きな課題となっています。
広葉樹の植樹
山北町では、どんぐりを拾い苗を育てて、山に植樹する活動を行なっています。

令和6年度の山北交流事業で植えたどんぐりの苗(令和7年春撮影)
広葉樹を育てるとなにがいいの?
どんぐりのような広葉樹は根が深く、土壌をしっかり保持することができ、土砂流出防止に役立ちます。
また近年問題になっているアーバンベア(町に出てくる熊)対策にも有効とされ、動物が森の中で生活できる環境を作っています。
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- クマを里から奥山に帰す取り組みについて外部リンク
山北町では、「クマを里から奥山へ返す取り組み」に係る活動についての寄付を受け付けしています。その他取り組みに関するお問い合わせは、山北町農林課(0465-75-3654)まで問い合わせください。
大変なことは?
苗木を植えた後も継続的なお手入れが必要です。
山北町共和地区では、定期的に大野山山頂で植樹をしていますが、風が通りやすく育ちにくかったり、育てている途中で動物に食べられてしまうこともあり、育てることの大変さを感じています。
山北町での水源林保全活動ってどんなことをしているの?
川崎市の大切な水を支える水源地域では、水源を将来にわたって守り続けるために、日々さまざまな水源林保全活動が行われています。水源林の整備や間伐作業、下草刈りなど、森を健やかに保つ活動には多くの人の力が必要です。
山北町でも住民の皆さまの協力をいただきながら、川崎の水源は支えられています。今回、山北町の方にインタビューをしました。川崎の水源がどのように守られているのか、山北町で暮らす方々の思いや日々の保全活動の様子をお届けします。
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- 山北町の水源環境保全・再生に向けた取組外部リンク
山北町での水源環境の保全・再生をめざした取組の紹介ページです。
水源林保全活動についてもっと知りたい・体験したい方へ
川崎市では、水源地域に対する川崎市民の理解促進と水源地域の活性化を目的として山北町交流事業を実施しています。また、山北町内や他の水源地域では水源林保全活動の体験イベントやボランティア活動を実施しています。
- 山北町交流事業に参加(川崎市主催・抽選制)
- 水源林保全活動の体験イベントやボランティア活動に参加(個人)
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- 1.山北町交流事業
このツアーでは、地元の方々による間伐作業の見学などを通じて水源林の重要性を学びながら、山北町ならではの山の恵みに触れることができます。 令和7年度で14年目を迎えた事業です。
お問い合わせ先
川崎市上下水道局経営戦略室
住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話: 044-200-0410
ファクス: 044-200-3982
メールアドレス: 80keiki@city.kawasaki.jp
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