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エコシティたかつ


ビオトープとは?

 

ビオトープとは?
「ビオトープ」は、ドイツ語のBIO(ビオ:生きもの)TOP(トープ:場所)の合成語で、「生きものの暮らす場所」という意味です。(英語ではBIOTOPE)

もともとは自然の中に広がる「生きものの暮らす場所」の意味で、草地や森・池・川・海など、大小にかかわらず生きものの暮らしを支える場所はみんなビオトープと言います。また、人が作った池や草地・森も、生きものの暮らしを支える場所なので、ビオトープです。

場所の形で区別すれば、池のビオトープ・草地のビオトープなどと言いますし、呼びたい生きものに着目すれば、トンボのビオトープ・チョウのビオトープなどと言うことも出来ます。

自然の場所・人口の場所・大きさも様々ですが、共通しているのはそこに暮らす生きものの暮らしを大切にしているということです。

高津区内の小学校ビオトープマップ

ビオトープが出来ると…

ビオトープが出来ると…
都市部では、地域の野生の生きものが暮らす場所が減少してしまいました。そんな中最近では、学校やまちの中に池や草地・樹木のビオトープを作ることが注目されています。

ビオトープを作ることで、かつてそこに住んでいたトンボやチョウ・鳥などの生きものを呼び戻すことができ、近隣に別のビオトープがある場合は、それぞれの間の交流も生まれ、より様々な生きものが暮らせる環境になります。

また、人にとってもビオトープは交流・憩いの場や学習の場として活用することで環境に対する意識が高まると共に、人と地域をつなぐ接点にもなります。

学校にビオトープがあったら

学校にビオトープがあったら

●学校ビオトープとは?

学校ビオトープとは、学校の敷地内に設けられた生きものの暮らしを支える場所です。池や草地・樹木などのビオトープがあり、地域の生きもののにぎわいを取り戻すことを目的としています。

●高津区内の小学校すべてにビオトープがあったら?

ひとつひとつのビオトープは小さなものでも、高津区内の小学校全てにビオトープが出来ると生きものたちの暮らしの場や、休息の場となります。

池のビオトープがあると、トンボが産卵をしにやって来たり、草地のビオトープがあるとチョウやバッタが集まります。樹木のビオトープがあると、鳥たちにとっても暮らしやすくなります。また、近隣にある小学校や公園・森林・川などのビオトープとも交流できます。

高津区は久末などの農地や、崖線に沿った緑も多く残っており、鶴見川や平瀬川・矢上川・二ヶ領用水などの水系にも恵まれています。それらの様々なビオトープに暮らしている生きものたちは、学校ビオトープを利用することでより暮らしやすくなります。

また、ビオトープ管理を通じて生きもの観察会などを行うことで、児童たちが身近な場所で多様な生きものたちの生活に触れ、自然体験学習が出来るという利点もあります。

高津区内の小学校ビオトープマップ


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