多摩三浦丘陵(いるか丘陵)の地形の中の高津
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地図:カシミール3Dを使用して作成 |
多摩三浦丘陵(いるか丘陵)とは?
多摩川より北側(上側)と境川より西側(左側)は、色分けが単調、つまり平坦なランドスケープ─低地が広がっています。 しかし、その間、高尾山の東側から横浜をとおって三浦半島先端に至るエリアは、緑色、黄色の色分けが複雑、つまり標高50m~300mの範囲で標高差の激しい複雑なランドスケープ─丘陵になっていることがわかります。 この丘陵を囲む上図水色の点線と、三浦半島を「尾」、川崎・横浜の臨海地帯を「背びれ」、川崎から町田・八王子にかけての丘陵域を「頭」、町田市と多摩市の接する鶴見川源流あたりを「瞳」、そしてそこから高尾方面にのびる尾根一帯を「くちばし」として、太平洋から大きくジャンプする「いるか」の姿が見えてきます。これが「いるか丘陵(多摩三浦丘陵)」です。高津区は、このいるかの背びれの上側、「背中」の部分に位置していることがわかります。
いるか丘陵についての詳細は、NPO法人 流域自然研究会による、いるか丘陵事業のホームページ(外部リンク)をご覧ください。