「たかつ生きもの探検隊」の記録
- 日時:平成27年10月4日(日) 10:00~12:00
- 場所:川崎市立緑ヶ丘霊園内
- 講師:小林 範和 氏(NPO 法人鶴見川流域ネットワーキング事務局長)
- 参加人数:49名
1 オリエンテーション
小林事務局長が、高津区の地形図と立体模型を用いて、地形と流域の関係について解説しました。
オリエンテーションの様子

緑ヶ丘霊園の地形模型
2 生きもの採取・観察
虫採り網とケースを持って、生きものを採取しました。東京都等では絶滅危惧Ⅱ類に指定されているショウリョウバッタモドキを捕まえるなど、楽しみながら自然の生態について学びました。最後に各人が採取した生きものの数、種類等を確認し、最も多くの数や種類を採った人に缶バッチを贈呈しました。 観察後は、採取した生きものを自然に戻しました。
生きもの採取

生きもの観察
3 林床の手入れ、湧水ポイントの観察
アオキが密生すると林床に光が当たらなくなり、他の植物が生えなくなるため、アオキの駆除作業を行いました。アオキを減らすことで、明るい環境を好む植物が育ち、森の保水力が向上して、土砂災害に強い森となります。また、林床の手入れを行った付近にある湧水ポイントを観察しました。湿地があることで、オニヤンマ等が飛来する多自然型の環境が作られます。

林床の手入れ

湧水ポイントの観察

集合写真