オンライン展覧会「新民謡と町おこし -多摩川音頭と川崎地域-」を開催します
発表日
令和5年(2023年)7月27日
概要
2023年7月28日(金)10時から、川崎市市民ミュージアムのWebサイト上で閲覧できる展覧会「新民謡と町おこし -多摩川音頭と川崎地域-」を開催します。
本展では、市民ミュージアムが2020年度に収蔵した、北原白秋作詞の新民謡『多摩川音頭』の直筆原稿画像を初公開するとともに、大正から昭和初期にかけて地域おこしのために作られた「新民謡」について、全国に普及した背景や、川崎地域に伝播していった過程を、約30点の資料画像とともに紹介します。
本展覧会は、市民ミュージアムWebサイト内の「the 3rd Area of “C”-3つめのミュージアム-」で御覧いただけます。(無料・申込不要)
【開催期間】
2023年7月28日(金)午前10時から2024年3月29日(金)午後3時まで
【展示構成】
◆第一章 新民謡と町おこし
大正末期の日本青年館設立や舞踊会開催などを通じて新民謡が確立。ラジオ・レコードなどにより広く普及していく流れをたどります。
◆第二章 多摩川音頭
稲田村(現・多摩区)で青年団による地域娯楽の一環として新民謡の制作が企画され、北原白秋の作詞により多摩川音頭ができあがっていく過程を紹介します。
◆第三章 多摩川丸子踊り
多摩川音頭の成功を受け、周辺地域でも数多くの新民謡が作られました。中原町(現・中原区)でも、青年団を中心に盆踊りが企画され、そのための音頭として作られた多摩川丸子踊りを取り上げます。
関連するイベント・講座・募集
- 【同時開催】川崎市市民ミュージアム講座(オンライン)「新民謡と町おこし -多摩川音頭と川崎地域-」外部リンク
全国的な音楽メディアが生まれた時代に、なぜローカルな新民謡が必要とされたのか、当時の地域課題と新民謡にかけた思いを学芸員が分かりやすく解説します。
お問い合わせ先
川崎市 市民文化局川崎市市民ミュージアム
〒211-0052 川崎市中原区等々力1-2 市民ミュージアム
電話:044-754-4500
ファクス:044-754-4533
メールアドレス:25museum@city.kawasaki.jp

