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【報道発表資料】 「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和5年第23週)

 市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!(令和5年第23週)」を作成しましたのでお知らせします。

報道発表資料

 第23週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)感染性胃腸炎 2)新型コロナウイルス感染症 3)ヘルパンギーナでした。
 感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は6.86人と前週(6.57人)から増加し、例年並みのレベルで推移しています。
 新型コロナウイルス感染症の定点当たり患者報告数は6.21人と前週(5.02人)から増加しました。
 ヘルパンギーナの定点当たり患者報告数は4.41人と前週(1.78人)から増加し、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
 今週のトピックス
“腸管出血性大腸菌感染症に気をつけましょう!”について取り上げました。
 腸管出血性大腸菌感染症は、強い毒素を産生する大腸菌を原因とする感染症です。例年6月中旬頃から患者報告数が増加しますが、川崎市においては、今年は5月下旬から報告数の増加がみられ、第23週(6月5日~11日)までに計13件と、過去5年間と比べて最多となっています。 
 主な症状は、激しい腹痛、水様性の下痢及び血便ですが、特に小児や高齢者等では、溶血性尿毒症症候群(HUS)や脳症等の重篤な合併症を引き起こし、命に関わることもあります。感染経路は、菌に汚染された食品を摂取することで感染する経口感染に加え、手や物を介した二次感染もみられます。生肉や加熱不十分な肉の喫食は避ける、調理器具の使い分け及び洗浄を行う、手指消毒を徹底する等の予防対策を心がけましょう。

資料に関するお問い合わせ先

川崎市健康福祉局保健医療政策部感染症対策担当

電話: 044-200-2441

コンテンツ番号152072