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【報道発表資料】 「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和5年第29週)
市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!(令和5年第29週)」を作成しましたのでお知らせします。
報道発表資料
第29週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)新型コロナウイルス感染症 2)ヘルパンギーナ 3)感染性胃腸炎でした。
新型コロナウイルス感染症の定点当たり患者報告数は11.31人と前週(9.79人)から増加しました。
ヘルパンギーナの定点当たり患者報告数は3.51人と前週(6.08人)から減少し、例年並みのレベルで推移しています。
感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は3.14人と前週(3.95人)から減少し、例年並みのレベルで推移しています。
今週のトピックス
“ダニ媒介感染症に注意しましょう!”について取り上げました。
感染症の中には飛沫や接触による感染だけでなく、病原体を保有するダニに咬まれることにより感染する感染症もあります。国内においては日本紅斑熱やつつが虫病、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)等が報告されています。
春から秋にかけては、ダニの活動が盛んになるため、ダニに咬まれる可能性が高くなります。夏休みに山等に行く場合は、長袖・長ズボンを着用し、肌の露出を少なくすることが大切です。また、ダニの付着を完全に防ぐことはできませんが、ディートやイカリジン等のダニに対する虫除け剤もあります。
ダニが付着していることに気が付いた際は、無理に取ろうとせず、医療機関で処置をしてもらいましょう。
資料に関するお問い合わせ先
川崎市健康福祉局保健医療政策部感染症対策担当
電話: 044-200-2441
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