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川崎駅周辺地区スマートコミュニティ事業

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・エネルギー需要の大きな大規模施設が密集する川崎駅周辺地区を対象に、エネルギーの効率的利用や、市民等の利便性・快適性の向上と安全・安心の確保を目指したスマートコミュニティの構築に向けて、学識経験者・事業者・市民活動団体等で構成する「川崎駅周辺地区スマ―トコミュニティ事業委員会」を発足し、検討を進めてきました。

 

川崎駅周辺地区スマートコミュニティ事業のパンフレットはこちら

取組内容

BEMS(注1)を活用したビル内エネルギー管理、二重階層アグリゲータ事業(アズビル株式会社)【終了】

・業務ビルにおいて、建物オーナーとテナントが連携し、省エネルギー化などに取り組み、双方にメリットを生み出す仕組みづくりや、経済産業省のVPP実証(注2)等へ参画し、実証・検討しました。

二重階層アグリゲータ事業のイメージ図。第1階層は、建物単位。第2階層は建物内事業者対象。

【二重階層アグリゲータ事業の概要】

実証の主な結果について

デマンドレスポンス実証結果。夏季は10分前に発動、持続30分間で実証。目標容量410キロワットに対し、440キロワット、380キロワットの削減。冬季は、15分前に発動、持続1時間で実証。目標容量100キロワットに対し、平均135キロワットの削減。実証の経験をいかして実ネガワット取引にも参加。

・川崎アゼリア様などを対象としてエネルギーマネジメント実証を実施しています。具体的には、BEMSを導入し、空調機等を遠隔制御することで省エネ効果を創出しています。

・経済産業省のVPP実証事業(令和元年度)にも参加。反応時間の早い(15分)デマンドレスポンス(注3)を実施中です。

 

注1 BEMS(Building Energy Management System)~建物全体のエネルギー設備を統合的に監視し、エネルギーの「見える化」や設備の自動制御をすることにより、省エネルギー化や運用の最適化を行うシステム。

注2 VPP(Virtual Power Plant:バーチャルパワープラント)実証 ~ 工場や家庭などが有するエネルギーリソース(蓄電池や発電設備、デマンドレスポンスなど)を、高度なエネルギーマネジメント技術により遠隔・統合制御し、あたかも1つの発電所のように機能させることで、電力の需給調整に活用する実証。

注3 デマンドレスポンス(DR:Demand Response)  ~ 電力消費量の多い時間帯に、発電所を建設するなどして電力供給を行うのではなく、インセンティブの提供等により需要側(消費者)が節電することで、ピーク需要を抑制しようとするもの。

川崎スマートEVバスの導入(川崎鶴見臨港バス株式会社、東芝インフラシステムズ株式会社)【終了】

・川崎駅前と市立川崎病院を結ぶ「川崎病院線」を運行する川崎鶴見臨港バス株式会社へ、東芝インフラシステムズ株式会社がEVバスシステムを提供

・平成27年4月1日より運行を開始。ディーゼルバスと比較して、二酸化炭素排出量を約40%削減

バスの写真

川崎スマートEVバス

バスのルート地図。JR川崎駅東口23番バス乗り場から新川通りを通って川崎市立川崎病院へ、病院からは市役所通りを通って川崎駅へ向かっています。

川崎病院線運行ルート
(1周:約2.4km)

統合BEMSによる地域エネルギー事業(東芝インフラシステムズ株式会社)【終了】

・地区内の複数施設に対してエネルギー管理サービスを統合的に行う「統合BEMS」を導入し、面的なエネルギーマネジメント等の可能性を実証・検討しました。

統合BEMSによるエネルギーマネジメントのイメージ図。統合BEMSを中心に複数施設のBEMSがつながっているイメージ

【統合BEMSによるエネルギーマネジメントのイメージ】

・ICT(Information and Communication Technology)~情報・通信関連技術。

実証の主な結果について

・川崎市役所第三庁舎などを対象としてエネルギーマネジメント実証を実施

・電力の見える化→分析による対策の導出→実行といったPDCAサイクルの実施によって省エネの実現

分析から対策、結果へのフロー図。分析の結果、上位10%の消費電力のピークが年間でわずか8時間の間に発生していることが判明。ピーク予測による省エネリコメンド、機器の運転最適化により、ピークカット目標10%をほぼ達成。室内の快適性への影響もなし。

お問い合わせ先

川崎市環境局脱炭素戦略推進室

住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地

電話: 044-200-2088

ファクス: 044-200-3921

メールアドレス: 30dtanso@city.kawasaki.jp

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