第2期川崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略 改訂版

　まち・ひと・しごと創生法第10条においては、「市町村は、国や県の総合戦略を勘案して、当該市町村の区域の実情に応じた基本的な計画（市町村まち・ひと・しごと創生総合戦略）を定めるよう努めなければならない。」と規定されています。

　これを踏まえ、国の第2期「まち・ひと・しごと創生総合戦略」（以下「国の第2期戦略」という。）の趣旨を勘案しながら、総合計画第2期実施計画に基づき、第2期川崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略（以下「第2期総合戦略」という。）を策定し、地方創生の取組を進めてきました。

　国の第2期戦略改訂版が策定されたことから、その趣旨を勘案し、本市においても第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略改訂版（以下「第2期総合戦略改訂版」という。）を策定します。

　なお、第2期総合戦略改訂版については、本市の総合計画の取組と地方創生の取組をより一体的に推進するために、川崎市総合計画第3期実施計画の策定に合わせて統合して策定することとし、効率的に計画を運用していきます。

　令和4（2022）年度～令和7（2025）年度の4年間

　人口ビジョンは、創生法第10条に基づき、第2期総合戦略改訂版の基礎資料とするため、「川崎市総合計画第3期実施計画の策定に向けた将来人口推計（更新版）」をもとに、本市の人口の現状分析を踏まえた課題を整理するととともに、国の「まち・ひと・しごと創生長期ビジョン」（以下「長期ビジョン」という。）を勘案しつつ、将来人口のシミュレーションと今後の本市のめざすべき方向を示すものです。

　詳細は資料編「第2期川崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略改訂版 人口ビジョン」を参照してください。

　これまでの第1期・第2期総合戦略は、本市の総合計画をもとに「基本目標」や「7つの基本的方向」を掲げ、それに紐づく具体的な取組とその数値目標・重要業績評価指標（KPI）を設定するなど、本市の総合計画との整合を図りながら策定してきました。
　第2期総合戦略改訂版については、第3期実施計画と統合することから、総合戦略における基本目標や取組等は、第3期実施計画における「かわさき10年戦略」や「政策体系別計画」で示すこととします。

　第2期総合戦略改訂版は第3期実施計画と統合することから、第3期実施計画の「主な成果指標」を第2期総合戦略改訂版の数値目標・重要業績評価指標（KPI）として設定するとともに、「第3期実施計画期間における目標値」を第2期総合戦略改訂版の目標値として設定します。また、フォローアップについても、第3期実施計画の進行管理・評価によって行うこととします。

　「まち・ひと・しごと創生法」等では、市町村が策定するまち・ひと・しごと創生総合戦略に、「基本目標」「基本的方向」「具体的施策」「基本目標に対応する数値目標」「具体的施策に対する重要業績評価指数（KPI）」等を定めるよう求めています。

　本市のまち・ひと・しごと総合戦略は、川崎市総合計画の施策評価等を活用して、川崎市まち・ひと・しごと総合戦略の評価として取扱うこととしています。