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サンキューコールかわさき

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学校の先生方へ(教職員向けガイド)

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平和学習のための平和館の活用について

 川崎市平和館は、「平和・非平和を考える」ための施設です。地元、川崎が受けた空襲や、広島・長崎への原爆投下など、日本が過去に経験した戦争だけでなく、環境問題・差別・貧困など、尊厳ある生を脅かす幅広い非平和を包括的に提示することによって、非平和を克服した先にある平和を考えていただけるよう企画・展示を実施しています。

 施設見学のガイドや参加型平和教育ワークショップの提供、平和学習の実施・相談、資料等の閲覧・貸出しなど、さまざまな「平和をつくる」ためのサービスを提供しています。

施設の平和学習への活用

平和館の施設活用メニューの一例

◯ガイドつき施設見学

◯施設見学とセットになった参加型平和教育ワークショップの開催

◯企画展示への参画

◯企画展示の関連イベントで平和学習の成果発表

平和学習の成果を発表

ワークショップの模様

 川崎市平和館の常設展示は「川崎と戦争」「日本と戦争」「メディアと非平和」「戦争以外の非平和:環境問題・差別・貧困」「平和を考えるアニメーション:ある竹林のはなし」「平和への取り組み」など、さまざまな非平和を包括的に考える10のコーナーで構成されています。また、常設展示以外にも、川崎大空襲や広島・長崎への原爆投下、沖縄戦といった日本が過去に経験した戦争についての企画展示、時事的な平和問題や平和について児童・生徒・学生が考えたこと展示する企画展・ミニ企画展を毎年開催しています。

 常設展示や企画展示を平和学習に活用される場合には、年齢や学習テーマに合わせたガイド、見学とセットになったワークショップ、答えを探しながら見学できるオリエンテーリングシートなど、ご要望に応じて提供しています。また、企画展示への参画、関連イベントでの平和学習の成果発表など、よりアクティブな平和館のご利用も歓迎します。

学校での平和学習の支援

 平和学という学問では、平和を単に戦争がない状態ではなく、環境破壊・差別・貧困などさまざまな社会の仕組みも含めた非平和を生み出す要素(暴力)を克服した状態として考えます。川崎市平和館では、学校に出向いて平和・非平和を包括的に考える参加型平和教育プログラムを提供するほか、児童・生徒・学生の平和学習の課題や自由研究のお手伝いもしています。費用はかかりませんので、お気軽にご相談ください。

平和教育出前授業

 平和館の提供する「平和学習」は、学校教育の「平和教育」「人権教育」「多文化理解教育」「シチズンシップ教育」「環境教育」など幅広いエリアをカバーしています。平和館職員が学校に出向いて参加型のワークショップを実施します。

平和学習の課題・自由研究への支援

 夏季休暇中の課題や自由研究など、児童・生徒・学生の平和学習・平和研究をサポートします。

資料等の閲覧と貸出し

図書コーナー(閲覧・貸出し)

 常設展示のコーナー別に対応した分類で、1万2千冊以上の幅広い平和問題の図書があります。図書コーナーでの閲覧のほか、図書の貸出しもできます。児童・生徒向けの図書も多数あります。

DVDコーナー(視聴・貸出し)

 幅広い平和問題をカバーする映画やアニメーションのDVDがあります。DVDコーナーでの視聴のほか、学校に対する貸し出しが可能なDVDもございますので、授業での使用などについてはご相談ください。

展示パネルセット(貸出し)

 川崎市平和館では、平和学習等に活用できる展示パネルのセットを貸出しています。川崎空襲パネルセット、原爆パネルセット、沖縄戦パネルセットなどがございます。

紙芝居(貸出し)

 川崎の空襲について、読み聞かせなどで活用できる、体験談の紙芝居があります(五話分)。紙芝居セット、またはパワーポイントデータでの貸出しを行っています。

刊行物

 川崎市平和館では、核兵器や軍縮に関する世界の動きやさまざまな平和問題の概況をまとめた『かわさき平和ノート』、22名の方の空襲体験をまとめた『戦後70年 川崎空襲を伝える体験』、児童・生徒・学生が作った平和教育プログラムをまとめた『へいわのための平和教育展 平和教育プログラム集』などを制作・発行しています。

お問い合わせ先

川崎市市民文化局人権・男女共同参画室平和館

住所: 〒211-0021 川崎市中原区木月住吉町33-1

電話: 044-433-0171

ファクス: 044-433-0232

メールアドレス: 25heiwa@city.kawasaki.jp

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