町内会・自治会インタビュー(中原区 木月一丁目町会)
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中原区 木月一丁目町会
町内会・自治会への加入促進をテーマに木月一丁目町会役員の皆さんにお話を伺いました。

内田会長:木月一丁目町会はね、各部の部長さんが自分に任されたところを、一生懸命やっていて、それぞれに連携がしっかり取れているので、会長いらないんですよ。
会社と違うから、「(上司も部下もない)みんな同列よ」っていう気持ちがあって。町会という、仲間ですね。
活発な町会活動:「会員さんが楽しんで、役員も楽しまなくっちゃ」
内田会長:5月が総会で、5月の末から担当が動き始めます。8月の末が夏祭りなんで、7月の盆踊りが終わらないうちに、夏祭りの段取りをしている。9月に防災訓練、11月に三町会合同の防災訓練をやっている。11月の後半には子ども祭りといって、14町会が合同で行うイベントがあります。
で、12月は青少年部の方がクリスマス会と称してイベントがある。考えてみると一年間いろいろやってますね。12月26、27、28日は歳末特別警戒と称して、ブレーメン商店街と一緒に、町内を回ります。活動で大切なのは、会員さんに楽しんでもらい、会員のお世話をする我々役員が楽しくないと。やっぱり、役員が楽しくなきゃ。
加入の現状と課題:町会の自律があってこそ
髙橋副会長:他の地域から引っ越してくる、新しく家を建てている方に、町会の勧誘に行くと、「ああ、入ります」とおっしゃってくれる方は多いと思います。ただ、無理には誘わないようにはしています。引っ越ししてすぐの時は、町会ってあまり意識しないし、よくわからないと思うんですよね。それに、若い方は若干抵抗あると思うんです。
特に20代ぐらいの方たちとというのは、なかなかそういうコミュニティに溶け込もうというよりは、どちらかというと自分の時間と生活をしたいというのもあったりするので、その辺のバランスというのは難しいのかなと思います。
町会に入ろうと思っていただけるのは、やはり町内会自体がしっかりしていないといけない。でなければ、会に入ろうかなっていうふうに思っていただけないと思っています。

マンション住人の加入率:あくまでも「任意」ですが
内田会長:5年ぐらい前までは、管理組合、マンションのオーナーとかが声掛けをしてくれて、ほぼ加入してくれてた。それが、町内の方から「町会の加入は任意だから(入らなくても)いいんじゃないか」と指摘を受けたんです。たしかに、もともと町会加入は任意ではあるけど。
そうすると、とあるマンションでは、「うちは今年から(マンション一棟分・全世帯)抜けましたから」って退会したケースも。今後は、マンション一棟で町会に入るのではなく、マンションに住んでいる人の中で、個人的に入りたい世帯に会員になってもらう形に変わりつつあります。
入会のきっかけ:バトンのひきつぎ、そして地域のつながり
佐原副会長:引っ越してきた当初は、入っていなくて。子どもが、幼稚園から小学校へあがるタイミングで、子ども会に入って、そこからいつの間にか入っていました。
西條さん:私はこの地に嫁いできて、義母が会の活動をしていたので。
髙橋副会長:私も西條さんと一緒なんですけど、嫁いできて、親はもう町会の会員でしたから。親がだんだん年取ってくると、嫁が代わりにやる、という流れです。今は、町会のいろんな行事に参加して楽しんでます。
内田会長:私も皆さんと同じで、親が入ってたから。30代になった時に、親と一緒に仕事をするようになって、会に参加するようになりました。仕事でトラックを使っていたから「おい、手伝ってくれよ」と言われて、トラックを持ち出したり。
林野さん:私は、両親が銭湯を営んでいて、入るのは「商売をやっていたから」「地域の繋がり」が、大きいですね。
70年近い歴史を持つ町会:その魅力は
内田会長:(木月に住み始めて)「町会活動って何のメリットがあるの?」っていう方がいらっしゃったら、まずは一年、地域を見てください、と。盆踊り、夏祭り、クリスマス会、いろいろありますよと。それも、会員も会員でない方もどうぞ、来てくださいと言ってます。
イベントだけでなく、街路灯についても、今は川崎市へ移管されましたが、過去、町会で運営していました。駅から家までの途中、暗いところがあったら言ってください、すぐに町会が対応しますよ、と。
林野さん:今はやめてしまいましたが、銭湯をやっていたとき、(脱衣所で)男性も女性もよく話すんですよ。大きな声でね。「会うの久しぶりだけどどうしていた?」とかね。町会も同じで、大切な(ご近所同士の)コミュニケーションの場ですよね。20代だと、なかなか理解はされないとは思うんですけど、お年寄りになったら、町会のようなコミュニケーションの場は、必要だと思うんです。
内田会長:70代、80代になっちゃうと、町会の手伝いも、なかなかできない。でも、手伝いしなくてもいいんですよ。会員になっていただければ。(木月は)まあほとんど会員になってますけどね。
内田会長:町会は、9つの部会があるんですけど、「とりあえずどこかの部に入って、他の部を見ながら、もし合わなければ言ってくださいね」と。他の部が良ければ「そっちに行きましょう」と対応しています。男性も、過去に何の仕事をしていたか、なんて会員同士、聞かないですけど、聞かなくてもなんとなく、わかってくる。自分の技量が発揮できる異業種交流会の場にもなっています。
内田会長:ゴミステーションについては、町会が管理しています。会に入っている方、入っていない方、関係なく使えます。最近、問題になっている、カラスについては、町会からネットなども貸し出しています。
町会のお知らせや、かわさき市政だよりについては、会員には、回覧板でお配りしています。町会は、約170の組から成り立っていて、170の回覧板があって、会員さんに回ります。会に入っていない方には、エリア内にある22の掲示板でお知らせてしています。
組織を強化:揃いのビブスで一体感を
ビブス、100枚作ったんですよ。同じものを身につけることで、町会や役員の意識改革につながる、と思うので。一般の会員さんからは恥ずかしがられますが。でも地域活動に私服で参加すると、それはただのおじちゃんとおばちゃんですから。会員同士でも、このビブスを身に着けることで「あなたもメンバーですか」といったコミュニケ-ションが生まれ、会員同士でお友達になるっていうのが、重要かなと思ってます。
今後の展開:LINEを使った役員の連絡網
内田会長:川崎市主催の講習会もあって、2、3人で町会の連絡にLINEを始めたんだよね。今ね、役員29人の中で25人ですよ。LINEでつながってる。
月の会合のお知らせもLINE。じゃあ、あとの4人の人はっていうと、ガラケーだから。普通に個人として繋がってますが、個人情報のこともあるから、役員同士でも任意です。
町会の未来:「自分たちですみよい街にしていく」=町会・自治会
内田会長:町会の目的は「皆さんで住みよい街にしていきましょうね」っていうことだと思います。
これを仕事として捉えてしまうと、「税金払ってるんだから、役所の方でやってくれよ」っていう発想になってしまう。極端な話をしてしまうとですね。そういうふうに捉えてしまう方もいらっしゃるのかもしれないんですけれども、やはり皆さんが自主的に住みやすい街を作りましょうよっていうのが目的になってくるので。
住民の中には、町会に対して「加入が当然な層」、「入るきっかけがない層」「不要と考える層」がいて、こうすれば、はっきりと加入につながる、こう力に変わるというのは難しいとは思うんですけれども、町会の活動を盛り上げることで、「入りたい」という方向に皆さん傾いていくのではないかなというふうに感じています。それを、我々役員がどうサポートできるのかなっていうのが、これからの課題になってくると思ってます。
木月一丁目町会 概要
場所:川崎市中原区、最寄り駅は東急東横線「元住吉駅」
現在の加入世帯数:2025年3月末時点で約2,300世帯
主な年間行事: 7月:納涼盆踊り 8月:夏まつり 9月:防災訓練 12月:クリスマス会、歳末特別警戒
活動部門:庶務務/業務部/文化福祉部/美化保健部/青少年部/婦人部/防犯部/防災部/交通安全部
お問い合わせ先
川崎市市民文化局コミュニティ推進部市民活動推進課
住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話: 044-200-2479
ファクス: 044-200-3800
メールアドレス: 25simin@city.kawasaki.jp
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