入浴着を着用した入浴にご理解をお願いします
- 公開日:
- 更新日:
概要
乳がんの手術などの傷跡が人目に触れないよう、専用の「入浴着」を着用して入浴することを希望される方がいらっしゃいます。このような方々も気兼ねなく入浴していただけるよう、皆様のご理解ご配慮をお願いします。
入浴着とは
乳がん手術など傷跡が残る手術を受けられた方が、他の方の視線を気にすることなく入浴を楽しめるように、傷あとをカバーするために開発・製造された専用の入浴肌着です。
入浴着を入浴直前に着用し、浴槽に入る前には付着した石けんをよく洗い流すなど、清潔な状態で使用される場合は、衛生管理上の問題はありません。
関連記事
- 入浴着を着用した入浴にご理解をお願いします(厚生労働省生活衛生課)外部リンク
公衆浴場、旅館・ホテルの浴場、サウナなどでは、乳がん手術や皮膚移植などの傷あとをカバーする専用入浴着を着用したまま入浴することができます。
その他の方への配慮1 高齢者及び障害者等への配慮
高齢化の進展は、高齢者向けのサービス需要の広がりにもつながり、また、障害者差別解消法の制定を受けて、障害者の社会参加の推進がますます求められていることを踏まえ、高齢者や障害者等が利用しやすい設備の整備など、これらのニーズにきめ細かに応じたサービスの提供を積極的に行っていくことが求められています。
特に、障害者差別解消法では、民間事業者において、障害者に対し合理的な配慮を行うよう努めなければならないとされていることから、これを踏まえ、ソフト、ハード両面におけるバリアフリー化及びユニバーサルデザイン化の取組を進める必要があるとされています。
また、オストメイトについても、衛生上問題ない形で入浴サービスを楽しんでいただくことは可能であり、その点を正しく認識し、適切に対処することが必要であるとされています。
関連記事
- オストメイト(人工肛門・人工膀胱のある人たち)の公衆浴場への入浴にご理解ください(厚生労働省生活衛生課) 外部リンク
ストーマ装具を正しく装着していれば、入浴中に外れることはなく、衛生上何ら問題はありませんが、入浴施設側の理解不足や他の入浴客からの誤解と偏見によるクレームにより、オストメイトであることを理由に入浴を拒否される事例が各地で発生しています。
- 衛生事業者向けガイドライン(厚生労働省)外部リンク
衛生分野における事業者が講ずべき障害を理由とする差別を解消するための措置に関する対応指針
その他の方への配慮2 訪日外国人旅行者への配慮
訪日外国人旅行者の受入れに当たっては、我が国の入浴マナーを理解していただくとともに、旅行者の母国の文化や風習に対し配慮することが必要であるとされています。
関連記事
- 入れ墨(タトゥー)がある外国人旅行者の入浴に関する対応について(観光庁)(PDF形式, 460.25KB)別ウィンドウで開く
「入れ墨(タトゥー)がある外国人旅行者の入浴に際し留意すべきポイントと対応事例」等の具体的取組について
お問い合わせ先
川崎市 健康福祉局保健医療政策部 生活衛生担当
〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地 13階
電話:044-200-2448
ファクス:044-200-3927
メールアドレス:40seiei@city.kawasaki.jp
コンテンツ番号146196