高津消防ボランティアの会

　平成7年1月17日未明に発生した阪神・淡路大震災では、多数の犠牲者が出ました。死者6,434人中、発生からわずか15分までに死亡した者は、何と92%にも達するといわれています。

　一方　この時活躍したのが地域住民であり、その活動により、多くの市民の生命を救うことができました。

　自力・家族・友人、隣人が救出した者は、97.5%にも及び「自助・共助」が大変重要な役割を果たしました。

　また、平成23年3月11日東日本を襲った大地震、この震災により多くの大切な命と貴重な財産が失われたことは記憶に新しいと思います。

　そんな中、川崎市高津区においても、大規模災害発生時に積極的に消防活動に協力し、少しでも被害の軽減を図ることを目的とし、平成10年3月に「高津消防ボランティアの会」を設立しました。

　大規模災害時、消防機関の支援活動としての消火、救助、応急救護、情報収集を行うことを目的としており、毎年各種訓練を積極的に実施して有事に備えています。

　この趣旨に賛同される方は、是非とも入会をしていただき、共に活動を続け、そして大規模災害に備え、わが街わが仲間を守るために一緒に活動してみませんか。

　入会を心からお待ちしております。

　地震などの大規模災害が発生した際、消防機関が行う消防活動に協力して、地域住民の生命、身体、財産の保護及び被害の軽減を図ることを目的としてます。

　大地震等で消防機関が行う消防活動のうち、消防職・団員からの協力要請に基づき支援する。
(1)消火活動
　（補助及び交通障害物除去）
(2)救助活動
　（資材搬送及び照明作業）
(3)応急救護活動
　（応急手当・救護所設営）
(4)情報収集活動
　なお、年2回の訓練及び講習会を予定してます。