令和6年度 中学校給食献立コンクールの受賞作品が決定しました!
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令和6年度 中学校給食献立コンクールの受賞作品が決定しました!
概要
令和6年度中学校給食献立コンクールについて、応募された作品の中から、次のとおり受賞作品を決定いたしましたので、御紹介します。また、最優秀賞に選ばれた献立は、給食用にアレンジし、生徒部門は令和7年1月、保護者部門は令和7年2月に、中学校給食にて提供いたします。
募集要項等については、応募ページにて御確認いただけます。
令和6年度献立コンクール受賞作品一覧
生徒部門
≪市長賞(最優秀賞)≫ 令和7年1月提供
★東高津中学校 2年 天野 塁(あまの るい)さん
〔テーマ〕栄養バランス満点!風味豊かな彩り給食
〔献立〕 麦ごはん
じゃがいもと鶏肉の甘辛炒め
ピリ辛ナムル
生姜の根菜汁
牛乳
〔アピールポイント(これからの100年に向けて、川崎の子どもたちに伝えていきたい理由、特徴など)〕
※原則原文のままとしていますが、一部用語の置き換えなどの変更を加えています。
バランスのとれた、未来の健康を守る献立となっています。また、和風の献立に韓国のナムルを取り入れることで、多文化を尊重することができます。さらに、地元でとれた野菜を使うことで、地産地消になり、地元を大切にすることができる献立です。
≪優秀賞≫
★南加瀬中学校 3年 宮下 希亜(みやした のあ)さん
〔テーマ〕大切にしていきたい川崎の味~まごわやさしい~
〔献立〕 麦ごはん
ほっこり奈良茶風煮
小松菜のきなごま和え
かわさきそだちのぽかぽか汁
牛乳
〔アピールポイント(これからの100年に向けて、川崎の子どもたちに伝えていきたい理由、特徴など)〕
※原則原文のままとしていますが、一部用語の置き換えなどの変更を加えています。
私の考える健康給食、それは「まごわやさしい」です。大切に守られてきた川崎名物奈良茶飯と大師名物くずもちの味付けをもとに、「かわさきそだち」の野菜を使用し、献立を作成しました。和食を基本とした給食により、100年後も丈夫で健やかに美味しくて健康になれる川崎の味を守り、未来の子どもたちに伝えていきたいです。
★平間中学校 2年 堀内 優愛(ほりうち ひろあ)さん
〔テーマ〕郷土料理を食べやすい給食メニューに!
〔献立〕 麦ごはん
サンマ-ご飯
酢の物
なんちゃってフカヒレスープ
牛乳
〔アピールポイント(これからの100年に向けて、川崎の子どもたちに伝えていきたい理由、特徴など)〕
※原則原文のままとしていますが、一部用語の置き換えなどの変更を加えています。
日頃、中華料理店でよく食べるサンマ-麺を給食献立にアレンジできたらいいなと思い、麺をご飯に変えて考えてみました。副菜の酢の物は、湘南でとれるしらす干しやわかめを入れて考え、汁物は神奈川を活気づけてくれる中華街の、高価で手が届かないフカヒレを春雨で代用して味を近づけてみました。郷土で親しまれる料理の味を次世代につなげられたらと思います。
★御幸中学校 1年 引地 美結(ひきち みゆう)さん
〔テーマ〕さっぱり食べられる!食欲アップ給食
〔献立〕 麦ごはん
からあげの梅ソースがけ
きゅうりとちくわのおかかあえ
根菜ときのこのみそ汁
牛乳
〔アピールポイント(これからの100年に向けて、川崎の子どもたちに伝えていきたい理由、特徴など)〕
※原則原文のままとしていますが、一部用語の置き換えなどの変更を加えています。
私の通っている中学校の名前の由来になった御幸の梅林をイメージして、食欲のない時でも、食べれば元気が出るような献立にしました。これからの100年に向けて、自分の地域のことをよく知って、地域の良いところを知って、考えを深めていくことが大切だということを、川崎の子どもたちに伝えていきたいです。
≪アイデア賞≫
★南加瀬中学校 1年 竹本 唯愛(たけもと いちか)さん
〔テーマ〕姉妹都市クロアチアと川崎のコラボ給食
〔献立〕 コッペパン
サブレブ風カツレツ
大根のサラダ
クロアチア風トマトスープ
牛乳
〔アピールポイント(これからの100年に向けて、川崎の子どもたちに伝えていきたい理由、特徴など)〕
※原則原文のままとしていますが、一部用語の置き換えなどの変更を加えています。
クロアチアの郷土料理と川崎の大根を使った地産地消メニューを合わせた料理です。汁物との相性を考えて、コッペパンにしました。もっと川崎が外国との交流を続けてほしいなと思い、最初の姉妹都市であるクロアチアにしました。そして、副菜に川崎の大根を使う理由は、地産地消を意識したからです。ぜひこれからも、異文化交流を続けてほしいです。
★犬蔵中学校 2年 増山 心遥(ましやま こはる)さん
〔テーマ〕川崎への愛を伝えよう!!~冬の味覚と100年の思い出~
〔献立〕 麦ごはん
ぶりのバターしょうゆ焼き
かぶのきんぴら風
ブロッコリーと卵のスープ
牛乳
〔アピールポイント(これからの100年に向けて、川崎の子どもたちに伝えていきたい理由、特徴など)〕
※原則原文のままとしていますが、一部用語の置き換えなどの変更を加えています。
冬の旬の食材を使った献立を意識しました。魚は残食率が肉料理より高いため、中学生の好きな味付けにしました。かぶは、フロンターレのマスコットキャラクターが、かぶを育てていたことを知ったため、スポーツの町としての愛を伝えたいと思いました。給食ではあまり使われていないですが、ブロッコリーを使用した、私の家の味のスープがオススメです。
★富士見中学校 3年 菅 奈々子(すが ななこ)さん
〔テーマ〕川崎たっぷり中華給食
〔献立〕 ごはん
油淋鶏
小松菜と豚肉の中華風野菜炒め
ニュータンタンメン風春雨スープ
牛乳
〔アピールポイント(これからの100年に向けて、川崎の子どもたちに伝えていきたい理由、特徴など)〕
※原則原文のままとしていますが、一部用語の置き換えなどの変更を加えています。
川崎が100周年なので、川崎ならではの特徴を給食を通して伝えたいと思いました。川崎で有名なお店の料理を参考に考えたり、川崎でよくとれる食材を利用したりして、献立で川崎を感じることができるように考えました。また、汁物で麺を使うのではなく、春雨にして、少しでも体に良い食材を使うなど、栄養バランスにも配慮して献立を立てました。
★西中原中学校 2年 上條 紗季(かみじょう さき)さん
〔テーマ〕食べて感じる和食の良さ
〔献立〕 麦ごはん
小松菜と鶏肉の和風ガーリックバター炒め
和風ポテトサラダ
白菜と卵の和風スープ
牛乳
〔アピールポイント(これからの100年に向けて、川崎の子どもたちに伝えていきたい理由、特徴など)〕
※原則原文のままとしていますが、一部用語の置き換えなどの変更を加えています。
12~14歳は、5群のものをたくさん食べたほうがよいと知ったので、麦ごはんだけでなく、じゃが芋を使った副菜にしました。「ザ・和食」の献立だと、和食が苦手な人もいるので、「和風」の献立を考えました。「和風」のものを食べることで、日本の食文化について、少しでも興味をもち、和食の良さを感じてほしいです。また、栄養バランスが偏らないように献立を考えました。
保護者部門
≪最優秀賞≫ 令和7年2月提供
★宮崎中学校 柿本 勝栄(かきもと かつえ)さん
〔テーマ〕旬の野菜でずっともっと健康に!
〔副菜〕 小松菜、厚揚げ、しめじの煮浸し
〔アピールポイント(これからの100年に向けて、川崎の子どもたちに伝えていきたい理由、特徴など)〕
※原則原文のままとしていますが、一部用語の置き換えなどの変更を加えています。
川崎市の中でも住宅街のイメージが強い高津区ですが、実は野菜が作られていて、中でも小松菜は、通年生産されているそうです。本来の旬である冬の小松菜は栄養価が高く、特に成長期の中学生に摂ってほしいカルシウム等が豊富です。煮浸しは、昔ながらの家庭料理でもありますが、和風のお出汁が染みた厚揚げと、小松菜のシャキシャキ感、つるんとしたしめじのアクセントでご飯がすすみます。野菜の「旬」を意識することで、自分たちが生活している川崎の季節を感じられ、更に、地元の野菜を食べることで街の風景が思い浮かべられます。こうした地域との心理的なつながりも、健康的な食習慣の基礎になるのではと思います。
≪優秀賞≫
★王禅寺中央中学校 加藤 隆(かとう たかし)さん
〔テーマ〕地産地消レシピ ベスト30メニュー
〔副菜〕 ひじきと大豆の煮物 ささみ入り
〔アピールポイント(これからの100年に向けて、川崎の子どもたちに伝えていきたい理由、特徴など)〕
※原則原文のままとしていますが、一部用語の置き換えなどの変更を加えています。
海藻のひじきには、腸をきれいにしてくれる食物繊維と、骨を強くするカルシウムがたっぷり含まれています。お豆にもたんぱく質がたくさん入っています。煮物を美味しく食べて、エネルギーいっぱい健康になりましょう。津久井在来大豆や地元川崎のにんじんを使用し、農家の皆さんに感謝しつつ、味わって食べてみてください。
★玉川中学校 岡田 未歩(おかだ みほ)さん
〔テーマ〕未来へ伝えたい川崎の味~愛され続ける給食献立~
〔副菜〕 「かわさきそだち」の野菜たっぷり!ニュータンタンメン風春雨炒め
〔アピールポイント(これからの100年に向けて、川崎の子どもたちに伝えていきたい理由、特徴など)〕
※原則原文のままとしていますが、一部用語の置き換えなどの変更を加えています。
ニュータンタンメンは川崎のソウルフードで、地域の料理を取り入れることで、給食に対する親しみや興味を持たせることができます。また、地元の川崎産の野菜を使うことで、地産地消の観点からも健康的な献立になります。辛味とうま味が特徴的で、子どもたちの味覚を広げるよい機会になり、食育の一環としても有益だと考えます。この献立は、単なる給食ではなく、川崎市の誇りと、愛を込めた「未来への贈り物」です。地元の食材を使うことで、子どもたちに食の大切さと地域の結びつきを教えることができると考えます。
お問い合わせ先
川崎市教育委員会事務局健康給食推進室
住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話: 044-200-2158
ファクス: 044-200-1810
メールアドレス: 88kyusyoku@city.kawasaki.jp
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