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五反田川放水路の施設概要

  • 公開日:
  • 更新日:

五反田川放水路の主な施設は次のようになっています。

分流施設 分流立坑 トンネル 放流立坑 放流施設

五反田川放水路平面図

五反田川放水路 平面図

五反田川放水路断面図

五反田川放水路 断面図

分流施設

分流施設とは?

五反田川放水路の最上流部に位置し、五反田川の水を引き込むための水門や、引き込んだ水の土砂等を沈殿させるための池などから成り、五反田川の水を分流立坑に導くための施設です。

分流立坑

分流立坑とは?

分流施設からの水を、トンネルに導くための立坑です。

施設の概要

内径:約19m~24m
深さ:約60m

位置

川崎市多摩区生田8丁目3番地内(川崎市立東生田小学校隣)

トンネル

トンネルとは?

分流立坑から放流立坑までをつなぐ約2kmの地下トンネルです。

施設の概要

延長:2,025m
内径:8.7m
深さ:約38m~47m
縦断勾配:1/1,000

工事の方法

 トンネル工事については、”シールド工法”で行う計画です。この工法の特徴は、「シールドマシン」と呼ばれるトンネル掘削機を地中で掘進させ、トンネルを築造していくものです。
”シールド工法”は”開削工法”(地表面を掘り下げてトンネルの構造物を構築し、後で埋め戻す工法)と比較して、騒音や振動などの影響が少なく、開削工法では施工が困難な大深度でも、施工を行うことが可能です。

シールド工法概略図

シールド工法概略図

シールドマシン

放流立坑

放流立坑とは?

トンネルから流れてくる水を、放流施設へ導くための立坑です。

施設の概要

内径:約14~15m
深さ:約54m

位置

川崎市多摩区登戸新町451番地先

工事の方法

 立坑築造工事は、”ニューマチックケーソン工法”で施工しました。ニューマチックケーソン工法”とは、構造物の下部に機密性の作業室を設け、作業室内に地下水圧に見合った圧縮空気を送り込むことにより地下水の浸入を防ぎ、掘削・排土を行いながら、その構造物を地中に沈めていく工法です。
 橋梁や建物の基礎、あるいはシールドトンネルなどの発進立坑、地下鉄や地下道路のトンネル本体の築造として広く活用されています。

ニューマチックケーソン工法の主要設備

ニューマチックケーソン工法の主要設備

放流施設

放流施設とは?

五反田川放水路の最下流部に位置し、樋門や堤外水路などから成り、五反田川の水を多摩川へ放流するための施設です。