アメフットの基本ルール

人数は?
フィールド内にいる選手の数は11人のため、サッカーと同じ人数となります。ただし、攻撃(オフェンス)と守備(ディフェンス)ごとにそれぞれ違う選手がフィールド内に入るので、アメフットのベンチにはとても多くの選手がいます。
体力と知力のゲーム
アメフットの面白さは体力と知力を比べ合うという点があります。それぞれのチームは攻撃(オフェンス)の戦術をいくつも持っていて、試合状況に応じて戦術を変えていきます。一方で、守備(ディフェンス)側は攻撃(オフェンス)の戦術を予想して得点されないように守備方法を変えていきます。このため、体力と知力、両方を備えているのが強いチームと言えます。
攻撃は2つの方法がある
攻撃はパス(ボールを投げる)とラン(ボールを持って走る)の2パターンがあります。クォーターバック(QB)と呼ばれるポジションの選手がボールを持ち、パスの場合はレシーバーにボールを投げ、ランの場合はランニングバック(RB)というポジションの選手にボールを渡したり、自ら走ったりすることもあります。
攻撃と守備
アメフットはラグビーと野球が一緒になったようなスポーツと言えます。2つのチームが攻撃(オフェンス)と守備(ディフェンス)に分かれてゲームを行います。攻撃(オフェンス)はボールをどんどん前に進めて得点をとろうとし、守備(ディフェンス)はそれを阻止しようとします。
得点は?
(1)タッチダウン
- 攻撃側の選手がボールを持って守備(相手)側のエンドゾーンに入ればタッチダウンで6点が入ります。
- 守備(相手)側のエンドゾーンで攻撃側の選手がパスされたボールをキャッチしてもタッチダウンで6点が入ります。
(2)ポイントアフタータッチダウン
- タッチダウンに成功した攻撃側にはボーナスポイントの機会が与えられます。
- 守備(相手)側のエンドゾーンまで残り3ヤード(約2.7m)から攻撃再開となり、キックまたはプレーのいずれかを選択します。
- キックでボールをゴールポストの間を通過させることができた場合には1点が追加されます。
- プレーを選択して再度タッチダウンが成功した場合には2点が追加されます。
(3)フィールドゴール
- キックでゴールポストの間を通過させることができた場合には3点が入ります。
- 4回目の攻撃の場面(フォースダウン)で守備(相手)側のエンドゾーンまでの距離が短い場合にはフィールドゴールを狙うことがあります。
(4)セイフティ
- ボールを持った攻撃側の選手が攻撃側(自陣)のエンドゾーン内で守備(相手)側の選手にタックルされた場合には、守備(相手)側に2点が入ります。
- 攻撃により守備(相手)側のエンドゾーン方向に進むことができず、むしろ後退してしまった結果、攻撃側(自陣)のエンドゾーン付近でプレーする場合にはセイフティとなることがあります。
試合時間
アメフットの試合時間は正式には1クォーター15分として、4クォーター60分で行われますが、日本では多くの試合が1クォーター12分、4クォーター48分で行われています。第1~第2クォーターが前半、第3~第4クォーターが後半。ただし、ボールの行方によってその都度時計が止まるので、実際の所要時間は2時間程度になります。その時間配分も試合の醍醐味のひとつと言えます。
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