焼却施設及び廃棄物埋立地のダイオキシン類調査結果
調査施設
焼却施設
浮島、堤根及び王禅寺処理センター
廃棄物埋立地
浮島廃棄物埋立処分場
令和3年度ダイオキシン類濃度測定結果
施設名 (処理センター) | 浮島 | 堤根 | 王禅寺 | 規制基準 | ||
一般廃棄物 焼却炉 | 動物死体 専焼炉 | 一般廃棄物焼却炉 | 一般廃棄物 焼却炉 | 動物死体 専焼炉 | ||
排ガス(平均値) ng-TEQ/m3N | 0.075 | 0.061 | 0.031 | 0.0011 | 1 王禅寺:0.1 | 10 |
主灰 ng-TEQ/g | 0.0038 | 0.0013 | 0.0045 | 0.13 | 3 | 3 |
飛灰※ ng-TEQ/g | 0.25 | 0.0047 | 0.59 | 0.51 | 3 | 3 |
排水 pg-TEQ/L | 0.37 | - | 4.8 | 0.015 | 10 | - |
*)浮島及び堤根処理センターの飛灰については、薬剤処理を実施しているため、規制基準は適用されません
施設名 (埋立事業所) | 浮島 | 規制基準 |
排水 pg-TEQ/L | 0.000078 | 10 |
処理センターのダイオキシン類対策
浮島処理センター
浮島処理センターの一般廃棄物焼却炉は平成7年10月に設置し、排出基準を下回っています。
動物死体専焼炉についても、排出基準を下回っています。
堤根処理センター
平成12年度に削減対策の調査を行い、平成14年11月末までに削減対策工事を完了しました。排出基準を下回っています。
王禅寺処理センター
平成24年4月から焼却施設を新処理施設に更新しました。排出基準を下回っています。
廃棄物埋立地のダイオキシン類対策
浮島埋立処分場
浮島廃棄物埋立処分場は浮島埋立事業所を併設し、ダイオキシン類対策を行っています。なお、排出基準を下回っています。
用語の解説
ダイオキシン類
ダイオキシン類対策特別措置法(平成12年1月15日施行)では、ポリ塩化ジベンゾフラン(PCDF)、ポリ塩化ジベンゾ-パラ-ジオキシン(PCDD)及びコプラナーポリ塩化ビフェニル(コプラナーPCB)を「ダイオキシン類」としています。
コプラナーPCB
PCB(ポリ塩化ビフェニル)のうち、一部の異性体が平板状の構造を示すことからコプラナーPCBといいます。コプラナーPCBはダイオキシン類と同様に強い毒性を持つものがあります。
pg(ピコグラム)
重量を示す単位で、1兆分の1グラムを指します。
ng(ナノグラム)
重量を示す単位で、1億分の1グラムを指します。
TEQ(毒性等量)
「ティー・イー・キュー」と呼び、ダイオキシン類の量をダイオキシン類の中で最も強い毒性を有する2、3、7、8-TCDD(4塩化ジベンゾ-パラ-ジオキシン)の量に換算していることを示す記号です。
お問い合わせ先
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メールアドレス:30syori@city.kawasaki.jp
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