川崎市気候変動レポート
- 公開日:
- 更新日:
市内における気候変動の現状把握のため、「川崎市気候変動レポート」を作成しました。
概要
気温
市内の気温について、3地点(大師、中原、麻生)の気温等の変化傾向(統計期間1985年~2022年)を求めました。(参考として、横浜地方気象台のデータを併せて示しています。)
- 年平均気温は、統計期間の38年間において、全ての地点で上昇傾向が現れています。
- 真夏日(日最高気温が30℃以上の日)、猛暑日(日最高気温が35℃以上の日)及び熱帯夜(日最低気温が25℃以上の日)の日数は、全ての地点で増加傾向が現れています。
- 冬日(日最低気温が0℃未満の日)の日数は、全ての地点で減少傾向が見られています。
降水量
市内の降水量について、3地点(幸区小倉、宮前区野川、麻生区早野)の降水量等の変化傾向(統計期間1978年~2022年)を求めました。(参考として横浜地方気象台のデータを併せて示しています。)
- 年降水量は、統計期間の45年間において、宮前区野川、麻生区早野で増加傾向が現れていますが、幸区小倉、横浜地方気象台(横浜市中区山手)では、変化傾向は見られていません。
- 日降水量50mm以上の日数は、全ての地点で増加傾向が現れています。ただし、横浜地方気象台の観測期間全体(統計期間1897年~2022年)では、変化傾向は見られていません。
- 降水日数は、全ての地点で変化傾向は見られていません。ただし、横浜地方気象台の観測期間全体(統計期間1897年~2022年)では、減少傾向が現れています。
レポート全文
「川崎市気候変動レポート2020」全文は、下記のファイルをご覧ください。
- 川崎市気候変動レポート2022(PDF形式, 6.13MB)別ウィンドウで開く
ファイルサイズが大きいため、閲覧の際はご注意ください。
関連記事
- 気候変動監視レポート外部リンク
気象庁が公表しているレポートです。日本と世界の大気、海洋等の観測及び監視結果に基づいた最新の科学的な知見がとりまとめられています。
お問い合わせ先
川崎市環境局環境総合研究所
電話: 044-276-8964
コンテンツ番号75164