自動販売機横リサイクルボックスの適正利用について
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自動販売機横のリサイクルボックスにごみを捨てないで!
自動販売機の横に設置されているリサイクルボックスは、自動販売機で購入した飲み物の空容器のみを回収し、リサイクルするためのボックスです。その他のごみが捨てられてしまうと、リサイクルの妨げとなってしまいます。
2022年4月に実施した一般社団法人全国清涼飲料連合会の調査では、35.8%の人が「自動販売機横のボックスはごみ箱ではなく、飲料容器専用のリサイクルボックスであることを知らなかった」と回答しています。
ごみ箱ではありませんので、弁当の空き箱、たばこの吸い殻、紙くず、家庭から出たごみなどの一般ごみは捨てないでください。
貴重な資源である缶、ペットボトル及びビンのリサイクルに御理解・御協力をお願いいたします。
自動販売機横のリサイクルボックス
出典:一般社団法人 全国清涼飲料連合会
令和4年度自動販売機横リサイクルボックス異物混入防止に関する実証事業
令和4年度、環境省の事業として、川崎駅東口の一部エリアで、不法投棄禁止や協力依頼のメッセージを掲出することや、リサイクルボックスを撤去した際の効果検証を行うとともに、東口、西口の駅前エリアに異物削減効果の高い新機能リサイクルボックスを一斉に先行設置し、その効果検証を行いました。
不法投棄禁止のメッセージ
協力依頼のメッセージ
実証事業の期間
令和4年10月31日から同年12月24日
実証事業の結果
(1) メッセージの強弱を変化させることによる効果
異物混入率低減の効果は軽微でした。不法投棄禁止の強いメッセージと協力依頼の弱いメッセージの比較では、協力依頼の弱いメッセージで、より異物混入率の低減効果が確認されました。
(2) リサイクルボックスを撤去した際の効果
コインパーキングではごみの散乱が減少しましたが、飲食街ではごみの散乱が増加又は変化なしの結果になりました。
(3) 新機能リサイクルボックスの先行設置による効果
新機能リサイクルボックスを集中的に設置することにより、異物混入率の低減が確認されました。また、自動販売機周辺のごみ散乱状況は、おおむね散乱がない状況が確認されました。
実証事業の報告書
お問い合わせ先
川崎市
環境局生活環境部 廃棄物政策担当
電話:044-200-2564
環境局生活環境部 減量推進課
電話:044-200-2580
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