船舶ばい煙排出量管理システム(ハーモニィーシステム)
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ハーモニィーシステムについて
船舶からの大気汚染物質の排出量算定には、大気汚染物質の排出係数を使用するなど煩雑な計算が必要であることから、比較的簡単に計算できるよう本システムを開発しました。
しかしながら、本システムは開発されてから時間が経過しており、現在、その必要性や内容、動作確認等の検証を行っています。
以下に、本システムでの船舶からの大気汚染物質排出量算定手法について解説します。この手法により、本システムを使用しなくても船舶からの大気汚染物質の排出量を算定することができます。

船舶からの大気汚染物質排出量算定手法の概要
船舶からの大気汚染物質の排出量算定は、大別すると航行時と停泊時に区分されますが、航行時は船舶が国内及び海外へと広範囲に移動するため、算定の範囲決定が困難であることから、事業所からの排出量として管理できないと考えられます。
このため、事業者による船舶からの大気汚染物質管理は、川崎港停泊時の排出量を対象としています。船舶の運行管理は非常に複雑であることから、船舶仕様を担当する部署から、事前に船種、船名、築造年、内航・外航船の区分、総トン数、搭載機関の種類とその諸元等、大気汚染物質の排出量算定のため必要な情報を収集し、船舶登録台帳を作成します。
事業者は、事業活動に伴い川崎港港内に停泊する船舶の着・離桟日時、荷役時間、燃料消費量など、入港船舶の実績情報を整理し、管理します。
このため、事業者による船舶からの大気汚染物質管理は、川崎港停泊時の排出量を対象としています。船舶の運行管理は非常に複雑であることから、船舶仕様を担当する部署から、事前に船種、船名、築造年、内航・外航船の区分、総トン数、搭載機関の種類とその諸元等、大気汚染物質の排出量算定のため必要な情報を収集し、船舶登録台帳を作成します。
事業者は、事業活動に伴い川崎港港内に停泊する船舶の着・離桟日時、荷役時間、燃料消費量など、入港船舶の実績情報を整理し、管理します。
これらの情報をハーモニィーシステムにおける算定式に当てはめることにより、大気汚染物質(NOx,SOx,PM)の排出量を求めることができます。

船舶からの大気汚染物質排出量算定手法
船舶からの大気汚染物質排出量算定手法
お問い合わせ先
川崎市環境局環境対策部環境対策推進課
住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話: 044-200-2517
ファクス: 044-200-3921
メールアドレス: 30suisin@city.kawasaki.jp
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