大師河原1丁目地区地区計画計画図

　大師河原1丁目地区は、本市の総合計画である「川崎再生フロンティアプラン」において、多摩川を挟んで羽田空港の対岸に位置する立地特性を活かした都市機能の形成し、広域的な地域連携を図るとともに、適切な土地利用の誘導と基盤施設の整備を進める地区として位置づけられている「多摩川リバーサイド地区」に位置しています。
　また、本地区は「川崎都市計画都市再開発の方針」において、道路や公園などの基盤施設の整備を図り、商業、業務及び都市型住宅などの機能を中心に、多摩川リバーサイド地区の先導拠点にふさわしい複合的な市街地の形成を図ることとしています。
　平成13年3月に本地区で操業していた大規模な工場が、近年の産業構造や社会経済情勢の変化等により工場を廃止し、その跡地利用が懸案となっていましたが、工場跡地を取得している独立行政法人都市再生機構による土地利用転換が進められることとなり、上位計画に定める目標を達成するため、土地利用転換を適切に誘導していくことが必要となりました。
　以上のことから、多摩川の良好な景観を活かしつつ、周辺地区と調和した良質な都市型住宅等の計画的な整備と、スーパー堤防や多摩川と連携した憩いの都市空間機能を創出するための公共施設の整備を図ることを目的に、大師河原1丁目地区地区計画を本案のとおり都市計画決定しようとするものです。