都市景観行政の経緯について
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はじめに
本市では都市景観の基本理念として「市と市民の協働による魅力ある川崎らしさの発見と創造」を掲げ、都心・副都心などの拠点地区の景観形成、臨海部の景観形成、大規模建築物や公共施設の景観誘導などを行っています。
また,事業手法としては、景観法、川崎市都市景観条例に基づく景観計画特定地区や都市景観形成地区の届出制度などの活用、景観に関する地域プロジェクトの調整、さまざまな局面におけるデザイン提案、市民と行政の共同作業の場としてのデザインワークショップの開催などを行い、「市と市民の協力」を軸に企業も加えて「まちづくり」を視野に入れた景観づくり施策を進めています。
都市景観行政の経緯
昭和55年度(1980)
- 「新百合丘駅周辺地区上物建設マスタープラン」策定
56年度(1981)
- 川崎市都心アーバンデザイン委員会設置
- 「川崎市都心アーバンデザイン基本計画」を策定し,都心部のデザインコントロールを開始
57年度(1982)
- 富士見公園再整備完成
58年度(1983)
- 富士見モール完成
59年度(1984)
- 「新百合丘駅周辺地区第2次上物建設マスタープラン」が策定され,色彩等の指導を開始
- 稲毛公園再整備完成
60年度(1985)
- 武蔵小杉駅北口広場再整備完成
61年度(1986)
- 市役所通りモール完成
- 地下街アゼリア完成
- 川崎駅東口広場再整備完成
- 京浜急行高架修景完成
62年度(1987)
- 旧東海道モール完成
63年度(1988)
- 川崎駅東口が「日本都市計画学会賞(計画設計賞)」を受賞
- 「アーバンデザイン白書」をまとめる
- 川崎駅東西自由通路完成
- 川崎駅ビル完成
平成3年度(1991)
- 「環境基本条例」の制定
4年度(1992)
- 川崎新時代2010プラン策定
5年度(1993)
- 川崎市都市景観検討委員会の設置
6年度(1994)
- 川崎市都市景観条例の制定
- 千鳥町周辺地区沿道修景プランの策定
- 第1回景観デザインコンペ実施
7年度(1995)
- 川崎市都市景観条例の一部施行
- 川崎市都市景観形成基本計画策定
- 川崎市都市景観審議会発足
- 千鳥町周辺地区沿道事業完成
- 第2回景観デザインコンペ実施
8年度(1996)
- 川崎市都市景観条例の全面施行
- 大規模建築物等景観形成ガイドライン策定・届出制度開始
- 臨海部色彩ガイドラインの策定・デザイン誘導開始
9年度(1997)
- たちばな通地区モール事業完成
- たちばな通地区を都市景観形成地区に指定
- 新百合丘駅周辺地区歩道デザインワークショップを実施
- 溝口ノクティ完成
10年度(1998)
- 新百合丘駅周辺地区を都市景観形成地区に指定
- 新百合丘駅周辺地区が「都市景観大賞(建設大臣賞)」,「日本都市計画学会賞(計画設計賞)」を受賞
- 新百合丘駅周辺夜間景観ワークショップを実施
- 等々力緑地サインワークショップを実施
- たちばな通都市景観形成地区の届出開始
11年度(1999)
- 川崎駅西口大宮町地区を都市景観形成地区に指定
- 新百合丘駅周辺都市景観形成地区の建築物等届出開始に伴なう「上物建設マスタープラン」の届出制度廃止
12年度(2000)
- 新百合丘駅周辺都市景観形成地区の届出開始
- 川崎駅西口大宮町都市景観形成地区の届出開始
- 鷺沼駅周辺地区における景観照明整備の調整
- 公共スペース景観形成ガイドラインの策定
13年度(2001)
- 景観資源基礎資料収集
- 小杉駅南部地区デザイン調整会議開始
14年度(2002)
- 川崎駅周辺環境対策検討調査の実施
- 万福寺地区の景観形成方針・基準等の検討
15年度(2003)
- 市役所通り色彩ガイドライン(案)の作成
- 川崎市景観写真集の作成
- 大山街道活性化推進協議会開始(高津区と合同事務局)
16年度(2004)
- 大山街道地区を都市景観形成地区に指定
17年度(2005)
- 都市景観形成基本計画の見直し開始
- 新百合丘駅周辺都市景観形成地区のエリア変更
- 武蔵小杉周辺地区を都市景観形成地区に指定
- 新百合山手地区を都市景観形成地区に指定
- 武蔵小杉周辺都市景観形成地区の景観形成方針策定
- 大山街道都市景観形成地区(溝口地区)の届出開始
18年度(2006)
- 景観計画の策定開始
- 新百合山手都市景観形成地区の届出開始
- 武蔵小杉周辺都市景観形成地区の景観形成基準(一部)策定
- 新川崎地区を都市景観形成地区に指定
19年度(2007)
- 川崎市景観計画策定
- 川崎市都市景観条例の一部を改正する条例の公布
- 武蔵小杉周辺都市景観形成地区の景観形成基準(一部)策定
- 新川崎都市景観形成地区の景観形成方針・基準の策定
- 多摩川景観形成ガイドラインの策定
20年度(2008)
- 「地区計画の区域内における建築物等の形態意匠の制限に関する条例」制定
- ブレーメン通り地区を都市景観形成地区に指定
21年度(2009)
- 川崎市都市景観形成地区等街なみ誘導助成制度の策定
- 大山街道都市景観形成地区(二子地区)の届出開始
22年度(2010)
- ブレーメン通り都市景観形成地区の届出開始
- 中原街道地区を都市景観形成地区に指定
お問い合わせ先
川崎市 まちづくり局計画部 景観担当
〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話:044-200-3025(南部)/044-200-3022(北部)
ファクス:044-200-3969
メールアドレス:50keikan@city.kawasaki.jp
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