鉛製給水管について
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水道水における鉛の水質基準
厚生労働省は、平成15年4月1日から水道水における鉛濃度の水質基準値を1リットルあたり0.05mg以下から0.01mg以下に強化しました。これは、長期的な観点から安全性を高めるため、生涯にわたって毎日飲み続けても健康には問題のない基準値として、より一層鉛の低減化を推進するために行われたものです。
さらに平成19年12月21日付の厚生労働省健康局水道課長通知、「鉛製給水管の適切な対策について」があり、上下水道局としても通知に基づいての調査等を行い、水道水の安全性を確認しております。ご質問等がありましたら、水管理センターにお問い合わせください。
鉛製給水管が使用されている場所
鉛製給水管は柔らかく施工性に優れているため広く普及し、道路にある配水管からの取出し部分や、水道メーターの前後に使用しておりましたが、川崎市では道路下は昭和58年から、宅地内では平成元年から、鉛製給水管の新規の使用を認めておりません。
鉛製給水管の取替え
給水管はお客様の財産であり、取替え工事はお客様の負担で行っていただくことになります。家屋の建替えや改造を行う際には、鉛製給水管や古くなった給水管の取替えをご検討くださるようお願いします。
上下水道局の取組み
給水管の維持管理はお客様の責任において行う必要がありますが、上下水道局においても鉛製給水管の解消に向け、老朽給水管対策事業を実施しております。詳しくは水道管理課にお問い合わせください。
鉛製給水管を使用しているお客様へ
鉛製給水管を使用している場合でも、通常の状態で使用されている水道水(流水)の鉛濃度は、水質基準値を下回り問題ありませんが、長時間留守にされた後や、朝一番の水は、念のためバケツ一杯程度を、飲み水や調理以外に使用していただくことでより安心してご利用いただけます。
お問い合わせ先
水道管理課[管路・危機管理]
電話:044-200-3150
ファクス:044-200-3943
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