水道の基幹管路の強化

基幹管路は、導水管、送水管及び給水管の分岐の無い口径400mm以上の配水管で、水道水を供給する上で重要なメイン管路です。
基幹管路の漏水事故や維持管理等による断水リスクの軽減への対応として、施設間（配水池・配水塔）を結ぶ連絡管等の整備に加え、今後の管路更新に向けた、基幹管路の二重化、配水区域間を結ぶネットワーク化を進めています。
これにより、災害や事故等によって個別の機能停止が生じた場合にも、給水を継続できるようになります。

黒川配水池から千代ヶ丘配水塔までの区間（約5キロメートル）に新設管（直径60センチメートル）を布設する工事が令和4年度に完了しました。黒川配水池及び千代ヶ丘配水塔への送水系統を2系統化するとともに耐震管にて整備することにより安定給水の確保を図られております。工事場所、施工状況及びは次の通りです。