市長の部屋
- 公開日:
- 更新日:
ようこそ「市長の部屋」へ
ごあいさつ

福田市長のプロフィール
川崎市長の福田紀彦です。
令和7(2025)年11月19日から市長として4期目を迎え、引き続きその重責を担わせていただくこととなりました。多くの市民の皆さまからのご期待にしっかりと仕事でお応えすべく、引き続き「対話と現場主義」でお約束しました政策をはじめとして、「最幸のまち かわさき」の実現に向けて全力で取り組んでまいります。
近年、気候変動など地球規模での環境問題はより深刻化しています。本市では、環境変化に対して柔軟に適応するとともに、市民、事業者の皆さまと協働しながら、脱炭素化や資源循環を加速するなど、持続可能なまちづくりを進めています。
その一環として、2050年までに市域の温室効果ガス排出量の実質ゼロに向けた取組を進めているところであり、再生可能エネルギーを地域循環させることで、エネルギーの地産地消に積極的に取り組んでいます。
市内の家庭から出されたごみを焼却して生まれたバイオマスエネルギーは、現在市内248の公共施設に電力供給され、その電力は、161校の小中学校にも送電されており、市民が排出したごみから生まれた電力で子ども達が学校で勉強するといった循環を生み出しています。
また、地産地消を行う分散型エネルギーリソースとして活用が期待されている太陽光発電につきましても、本市では学校の屋根に太陽光発電設備の設置を進めているほか、本年4月からは、大手ハウスメーカーなどが新築する建物に太陽光発電設備の設置を義務付ける制度を開始するなど、市内各地域で太陽光エネルギーを生み出す取組を推進しています。
このたび、こうして生まれた家庭での余剰電力を、市出資法人である地域エネルギー会社「川崎未来エナジー株式会社」が買い取り、市内で生まれた再生可能エネルギーを市内の公共施設等に供給する、新しいエネルギーの循環による地産地消の取組を11月から開始いたしました。
引き続き、市民の皆様にご理解やご協力をいただきながら、民間事業者等との連携による取組の輪を広げ、川崎発の脱炭素ドミノを起こしながら全国の脱炭素に係るムーブメントを牽引していけるよう、取組を更に加速してまいります。
近年の社会経済環境の急速な変化等により、行政課題は一層複雑かつ多様化しております。その中においても、本市がこれからも持続的な発展を遂げるため、現状の制度や仕組みに捉われず、多くのステークホルダーと手をたずさえ好循環を生み出してまいりたいと思います。
これからも市民生活に最も身近な仕事をする役所としての誇りと気概を持ち、職員一丸となって「全ては市民のために」を合言葉に働いてまいりますので、引き続き市政に対するご理解と参画をよろしくお願い申し上げます。

コンテンツ番号16060

くらし・総合
こども・子育て
魅力・イベント
事業者
市政情報
防災・防犯・安全