よくある質問(FAQ)
川崎縦貫高速鉄道線(川崎市営地下鉄)整備事業について知りたい。
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No.11988
回答
川崎縦貫鉄道計画は、市内の鉄道不便地域の改善及び既存鉄道の混雑緩和等を図るため、新百合ヶ丘駅から川崎駅までの区間を地下鉄で整備する計画です。
本計画は、平成13(2001)年に初期整備区間として「新百合ヶ丘~宮前平~元住吉」までの区間について第一種鉄道事業許可を取得しました。
その後、平成17(2005)年3月の事業再評価により、経由地を「元住吉から武蔵小杉」に変更し、早期の事業化に向け、さらなる事業の効率化を図るための調査・検討及び関係機関との協議・調整を進めてきましたが、平成25(2013)年、事業着手が長期になることから高速鉄道事業会計を閉鎖しました。
平成27(2015)年7月、本市財政が本計画策定時よりも一層厳しい状況となり、限られた財源の中でさまざまな市民ニーズに対応しなければならない本市にとって財政負担が極めて大きいことなどを踏まえ、事業着手できる環境にはないと判断したことから、本計画を休止することとし、東京圏における今後の都市鉄道のあり方について検討する交通政策審議会(国土交通大臣の諮問機関)への提案を見送りました。
さらに、平成28(2016)年4月、交通政策審議会答申において、都市鉄道の整備について、既存ストックの有効活用や投資の選択と集中を徹底するとともに、鉄道整備財源確保の方策についても検討を進めることが必要とされたことから、休止時から引続き事業着手できる環境にはないと判断し、平成30(2018)年3月、総合都市交通計画の見直しの中で、川崎縦貫鉄道計画について廃止しました。
今後は、身近な地域の交通を支える公共交通ネットワークの充実や既存鉄道の輸送力増強等による混雑緩和、周辺都市と連携した鉄道ネットワークの形成などに重点を置き、取組を進めていきます。
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