令和7年度「かわさきジュニアベンチャースクール」実施業務委託の委託事業者募集について
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当該プロポーザルの結果については、次のとおりです。
「令和7年度」『かわさきジュニアベンチャースクール』実施業務委託」の受託予定者を、公募型プロポーザル方式により下記のとおり特定しました。
選定結果
受託予定者名:タクトピア株式会社
受託を特定した日:令和7年3月14日(金)
選定理由
(1)選定の経緯
令和7年1月30日(木) 事業者募集開始
2月19日(水) 参加意向申出書提出締切
3月 5日(水) 企画提案書提出締切(2者から提案)
3月14日(金) 企画提案選定委員会の開催、受託者の特定
3月18日(火) 指名業者等選定委員会に報告、提案者へ通知
(2)評価項目
ア 企画提案の視点・内容
イ 提案内容の工夫
ウ 事業実施体制
エ 取組意欲・積極性
オ 提案内容の実行可能性
カ 経済性・効率性
(3)評価基準
「企画提案の視点・内容」、「提案内容の工夫」、「事業実施体制」「取組意欲・積極性」、「提案内容の実行可能性」、「経済性・効率性」の6つの評価項目について、評価項目ごとに重みづけを行い、優「5」・良「4」・標準「3」・劣「2」・悪「1」の5段階で採点。
(4)受託予定者の特定理由
令和7年度「かわさきジュニアベンチャースクール」実施業務委託企画提案選定委員会において、あらかじめ定められた評価方法により提案内容の審査及び評価を行った結果、提案者のうちタクトピア株式会社が、審査基準のうち「企画提案の視点・内容」「提案内容の工夫」等において高く評価され、最も高い総合得点を獲得したことから、受託予定者として特定することが最適であると、結論づけた。
当該プロポーザルの実施概要については、次のとおりです。
概要は、次のとおりです。
件名
令和7年度「かわさきジュニアベンチャースクール」実施業務委託
概要
川崎市では市内に立地する企業が、長く市内産業を支えてきた製造業から知識集約型・高付加価値型にシフトするとともに、研究開発機関の集積も進むことにより市内従業者数に占める研究開発業への従事割合が他政令指定都市と比較して最も高いなど、産業構造の転換が進んでいます。さらに、殿町地区や新川崎地区等において、ベンチャー企業や研究開発機関などの集積も進捗し、内閣府スタートアップエコシステム東京コンソーシアムにも参画しています。
こうした市内の産業を支える優れた技術・技能の承継を図るため、川崎市では次世代の技術・技能を担う人材の育成事業として、産業界との連携による人材の育成・確保を図ってきました。
次世代の産業の担い手となる人材育成に当たっては、AIやディープラーニング等の技術の高度化、予測不可能な時代の到来といった社会背景の変化に対応することが肝要となります。また、従来の大量生産・大量消費型の社会から、フラグメント化、個別最適化、自律分散型の社会が到来することにより、子どもたち自身が、予測できない変化に受け身で対処するのではなく、主体的に向き合って関わり合い、その過程を通して、自らの可能性を発揮し、よりよい社会と幸福な人生の創り手となっていけるようにすることが重要とされており、その観点から、人材育成にアントレプレナーシップの要素※を取り入れることが重要となってきています。
アントレプレナーの素養を涵養することは単に将来的な起業という選択肢を与えるのみならず、自己認識や自己肯定感、主体性や表現力などの能力も得られることから、予測の付かない時代においても高いチャレンジ精神を持ち続け、強いリーダーシップで次世代を牽引する人材を育成することが可能になるものと考えられます。一方、こうした能力はなるべく早い段階から涵養することが重要ですが、日本においてはその多くが個別の取組に留まっており、本市においても余り実施されていないのが現状です。
こうした市内産業の状況や社会背景を踏まえ、産業界との連携により起業に関心を持つ小・中学生向けのアントレプレナーシップ教育プログラムを実施するとともに、起業について関心のない(もしくは関心を持つ機会がなかった)小・中学生向けアントレプレナーシップ醸成プログラムを実施することで、将来の川崎市、日本の産業を担い世界で活躍できる人材を育成するものです。
※アントレプレナーシップの要素に関しては、参考としてEU Commissionが2016年にEntreComp:The Entrepreneurship Competence Frameworkにおいて定義しており、アイデアや機会を生み出す(Ideas & opportunities)、そのアイデアや機会を自分の持っているリソースと結びつける(Resources)、具体的な行動に移す(Into action)の3つのステップと、それぞれのステップの配下に5つのコンピテンシーを設定している。 (例:「クリエイティビティ」、「ビジョン」、「機会をつかむ」、「アイデアの評価」等)
履行期間
契約締結日から令和8年3月19日まで
選定方法
公募型プロポーザル方式により行います。
選考は、川崎市経済労働局内に企画提案の選定委員会を設け、企画提案の事業者プレゼンテーション審査会を行います。
参加意向申出書の提出期間
令和7年1月30日(木曜日)から令和7年2月19日(水曜日)午後3時(必着)
※事前連絡の上、持参又は郵送により提出してください。
提案資格確認結果等の通知日(予定)
令和7年2月21日(金曜日)
※参加資格確認通知の写しを電子メールで送付し、原本は後日郵送します。
質問書の受付期間
令和7年1月30日(木曜日)から令和7年2月19日(水曜日)午後3時
※質問は文書(任意様式)により行うものとし、提出方法は、事前連絡の上、郵送又は電子メールのいずれの方法でも可能です。
質問書の回答日(予定)
令和7年2月21日(金曜日)
※質問者を含めた全ての参加者に対して、電子メールで回答します。
企画提案書の提出期間
令和7年2月25日(火曜日)から令和7年3月5日(水曜日)午後3時(必着)
※事前連絡の上、持参又は郵送、メール、市のファイル転送システムにより提出してください。
プロポーザル評価委員会等の実施日(予定)
令和7年3月14日(金曜日)
※プレゼンテーション審査会は対面で行います。時刻等、詳細事項については、各提案者へ別途通知いたします。
選定結果の通知日(予定)
令和7年3月18日(火曜日)発送予定
※選定後、速やかに各提案者宛てに郵送で通知します。選定結果等について、電話・電子メール等での直接のお問い合わせには、応じられませんのでご了承ください。
契約日(予定)
令和7年4月1日(火曜日)
その他留意事項等
その他、募集の詳細については、委託仕様書、実施要領等をご参照ください。
プロポーザルの実施に係る様式等関係書類
企画提案に参加を希望する事業者におかれましては、仕様書及び実施要領等をご確認の上、ご応募ください。
仕様書(PDF形式, 283KB)別ウィンドウで開く
実施要領(PDF形式, 397KB)別ウィンドウで開く
参加意向申出書(DOC形式, 29KB)
誓約書(※)(DOC形式, 44KB)
令和7・8年度川崎市業務委託有資格業者名簿に、業種を「その他」、種目は「その他」で登録申請していない者のみ
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川崎市殿町地区(羽田空港の南西、多摩川の対岸)に位置する、世界最高水準の研究開発から新産業を創出するオープンイノベーション拠点です。
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住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話: 044-200-2334
ファクス: 044-200-3920
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