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【報道発表資料】 「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和7年第15週)
市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!(令和7年第15週)」を作成しましたのでお知らせします。
報道発表資料
第15週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)感染性胃腸炎 2)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 3)新型コロナウイルス感染症でした。
感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は8.14人と前週(4.92人)から増加し、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり患者報告数は3.14人と前週(1.54人)から増加し、例年並みのレベルで推移しています。
新型コロナウイルス感染症の定点当たり患者報告数は1.43人と前週(1.41人)から横ばいです。
今週のトピックス
“A群溶血性レンサ球菌咽頭炎~突然の高熱に要注意!~”について取り上げました。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、例年冬季若しくは春から初夏にかけて報告数が増加する感染症です。川崎市においては、令和7年第10週(3月3日~9日)以降、報告数の減少が続いていましたが、第15週(4月7日~13日)に定点当たり患者報告数が3.14人と増加しました。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、突然の38℃以上の発熱や咽頭痛、発しん等の症状がみられます。通常は1週間以内に改善し、予後は良好な場合がほとんどですが、まれに急性糸球体腎炎等の合併症を引き起こします。早期の適切な抗菌薬治療により合併症を防ぐことができるため、急な高熱等の症状が現れた場合は、早めに医療機関に相談しましょう。
資料に関するお問い合わせ先
川崎市健康福祉局保健医療政策部感染症対策課
住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話: 044-200-2441
ファクス: 044-200-3928
メールアドレス: 40kansen@city.kawasaki.jp
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