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【報道発表資料】 「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和7年第20週)
市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!(令和7年第20週)」を作成しましたのでお知らせします。
報道発表資料
第20週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)感染性胃腸炎 2)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 3)水痘でした。
感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は4.66人と前週(3.40人)から増加し、例年並みのレベルで推移しています。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり患者報告数は4.46人と前週(1.86人)から増加し、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
水痘の定点当たり患者報告数は1.80人と前週(4.03人)から横ばいで、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
今週のトピックス
“大人の感染が増えています!~百日咳~”について取り上げました。
百日咳は、特有のけいれん性の咳発作等がみられる細菌感染症です。川崎市では昨年の夏以降報告数の増加がみられていましたが、今年は4月から急増し、第20週(5月12日~18日)までに計167件となりました。
百日咳の報告は小児が中心ですが、4月以降全国的に20歳以上の患者の報告割合が増加しています。川崎市においても4月は20歳以上が28.8%、5月は現時点で27.1%を占めました。
大人が感染源となり、乳児がり患すると重症化する場合もあります。お子さんを守るためにも、咳が続く場合は早めに医療機関を受診しましょう。
資料に関するお問い合わせ先
川崎市健康福祉局保健医療政策部感染症対策課
住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話: 044-200-2441
ファクス: 044-200-3928
メールアドレス: 40kansen@city.kawasaki.jp
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