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【報道発表資料】 「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和7年第23週)
市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!(令和7年第23週)」を作成しましたのでお知らせします。
報道発表資料
第23週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)感染性胃腸炎 2)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 3)水痘でした。
感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は4.86人と前週(4.92人)から横ばいで、例年並みのレベルで推移しています。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり患者報告数は4.49人と前週(4.31人)から横ばいで、例年より高いレベルで推移しています。
水痘の定点当たり患者報告数は1.89人と前週(2.08人)から横ばいで、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
今週のトピックス
“市内で水痘の流行が続いています!”について取り上げました。
川崎市では、令和7年第17週(4月21日~4月27日)に水痘の患者報告数が定点当たり3.67人となり流行発生警報を発令しましたが、その後も終息することなく流行が続いています。流行の中心は学童ですが、現在は保育園児等の間でも感染が広がっています。
我が国では、平成26年から水痘ワクチンが定期接種化され、生後12か月から生後36か月に至るまでの間に2回の接種をすることとされています。1回の接種でも重症化を予防する効果があり、現時点では、接種歴が確認されている小児の入院例は市内では報告されていません。ワクチン接種対象で未接種のお子さんは、早めに接種を済ませましょう。
資料に関するお問い合わせ先
川崎市健康福祉局保健医療政策部感染症対策課
住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話: 044-200-2441
ファクス: 044-200-3928
メールアドレス: 40kansen@city.kawasaki.jp
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