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【報道発表資料】 「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和7年第26週)
市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!(令和7年第26週)」を作成しましたのでお知らせします。
報道発表資料
第26週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)感染性胃腸炎 2)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 3)新型コロナウイルス感染症でした。
感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は4.54人と前週(4.51人)から横ばいで、例年並みのレベルで推移しています。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり患者報告数は3.03人と前週(2.68人)から横ばいで、例年より高いレベルで推移しています。
新型コロナウイルス感染症の定点当たり患者報告数は1.49人と前週(0.97人)から増加しました。
今週のトピックス
“全国で麻しんの報告数が増加しています!”について取り上げました。
麻しんは、麻しんウイルスを原因とする急性感染症で、感染すると発熱や咳、鼻汁、発しん等の症状を呈します。国内では麻しんは排除状態にありますが、今年は3月以降、全国で輸入例及び輸入例を発端とした患者の発生が相次いでおり、神奈川県内では第25週までに26件の報告がありました。
麻しんウイルスは感染力が非常に強く、患者と同じ公共交通機関を利用することで感染する場合もあります。免疫のない人が感染するとほぼ100%発症し、重症化すると死亡することもあります。予防するためにはワクチン接種が有効ですが、十分な免疫を獲得するためには2回の接種が必要です。お子さんの定期予防接種歴を確認し、確実に2回の接種を受けましょう。
資料に関するお問い合わせ先
川崎市健康福祉局保健医療政策部感染症対策課
住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話: 044-200-2441
ファクス: 044-200-3928
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