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【報道発表資料】 「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和7年第29週)
市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!(令和7年第29週)」を作成しましたのでお知らせします。
報道発表資料
第29週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)感染性胃腸炎 2)新型コロナウイルス感染症 3)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎でした。
感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は4.38人と前週(4.24人)から横ばいで、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
新型コロナウイルス感染症の定点当たり患者報告数は3.93人と前週(2.90人)から増加しました。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり患者報告数は2.76人と前週(2.92人)から横ばいで、例年より高いレベルで推移しています。
今週のトピックス
“ダニが媒介する感染症に気を付けて!”について取り上げました。
感染症の中には病原体を保有するダニに咬まれることで感染する疾患があり、国内では重症熱性血小板減少症候群(SFTS)や日本紅斑熱、つつが虫病等が報告されています。特にダニの活動が盛んになる春から秋にかけては、ダニに咬まれる危険性が高くなるため注意が必要です。
ダニから身を守るためには、山や畑等で活動する際に長袖・長ズボンを着用する等、肌の露出を減らすことが大切です。また、ダニが付着していることに気が付いた場合は、無理に引き抜かず、医療機関で処置をしてもらい、数週間程度は体調の変化に注意をしましょう。
資料に関するお問い合わせ先
川崎市健康福祉局保健医療政策部感染症対策課
住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話: 044-200-2441
ファクス: 044-200-3928
メールアドレス: 40kansen@city.kawasaki.jp
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